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弘前市の学校給食に来月から、小麦粉だけで作ったそば粉を使わないそば「津軽そば風麺(ふうめん)」(仮称)が出されることになった。市学校給食センターと地元製麺業者が共同開発した。アレルギーの心配がなく、見た目や食感は「津軽そば」と変わらず、センターは「食の楽しみが増えるだけでなく、津軽の食文化の継承もできる」と期待を寄せている。
そば粉を使わないそばは、欧州で広く使われる「ブラウン種」という茶色っぽい小麦の殻まで使った全粒粉に、国産小麦を交ぜた100%小麦の麺。
見た目も味も、独特の舌触りと風味がある津軽そばに限りなく近く、センターは現段階で「津軽そば風麺」と呼んでいる。
弘前市では東部と西部の二給食センターで34校、約1万人の児童・生徒に給食を出しているが、30人ほどがそばアレルギーであることから、月四回の麺食は中華麺とうどんにしている。
センターなどは、給食にそばを出すことで、子供たちが楽しみにしている給食の献立を増やすと同時に、伝統的な食材である津軽そばの文化を受け継ごうと考え、昨年9月ごろからメニュー化に向けて取り組んできた。
苦労の末に完成したそばは今月13日、市内の小中学校長や医師らで組織する学校給食懇談会で披露された。医師らの試食の結果、アレルギーや味に問題なく「新メニュー」として了承された。
これを受け、市教育委員会は津軽そば風麺を給食メニューにするため、27日にアレルギーを持つ子供の保護者を対象にした説明会を開く。それを経た上で、西部給食センターは来月4日から、東部給食センターは来月17日から給食メニューにする予定だ。
東部センターの佐藤陽子所長は「小麦粉だけの麺なので、そばアレルギーでも安心して食べてもらえる。献立の可能性も増え、津軽そばという食文化を伝えていける」と話している。
【写真説明】弘前市の給食センターなどが開発した「そば粉を使わないそば」



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