気象庁は2日、第5回ソメイヨシノ開花予想(東北地方は第3回)を発表した。弘前は前回発表(3月26日)より2日早い18日となった。予想通りとなれば、1947年の観測開始以来、過去6番目に早い開花となり、弘前さくらまつりの開幕と同時に満開を迎える可能性がある。弘前市は「仮に早咲きとなった場合でも会期の前倒しは行わず、出店営業やライトアップの前倒しなどで対応したい」としている。
県内は弘前の開花予想日が最も早く、平年より6日早い18日。青森も前回発表より2日早い20日。八戸(21日)と深浦(22日)、むつ(24日)はそれぞれ前回発表と同じ開花予想日となった。弘前公園の開花が18日となれば、近年では2004年(16日開花)に次ぐ早咲きとなる。園内の満開は23日ごろからとなり、さくらまつりの開幕日と重なるため、開幕即見ごろとなりそうだ。
市公園緑地課の樹木医小林勝主幹は「ここ2、3日間は気温も低かったが、それ以前が高かった。今後の気温も若干高く推移するとみられるので、さらに早い開花予想となったのだろう」とし、「今後の気温でずれ込む可能があるので様子をみたい。ただ、早咲きとなっても西堀のソメイヨシノは園内より少しずれ込むので、花吹雪や花いかだといった風情が楽しめるだろう。また、遅咲きの品種が祭り期間内に咲くので、普段はめったに見られない桜を観賞する楽しみもあると思う」とした。
一方、早咲きとなった場合の祭りの対応について、市観光物産課は「会期は変更しないが、出店営業や夜間照明、トイレの使用を前倒しすることで主催3団体が申し合わせている。今後の状況をみて、早咲きとなればすぐに対応できるよう準備を万全にしたい」と話している。
気象庁の開花予想は今回が最終で、来週からは市公園緑地課が独自の予想を発表していく。
【写真説明】開花予想が早まった弘前公園ではロトウザクラ(ノモモ)も開花するなど園内のにぎわいが増している











