西北橋探訪 水と風のまち

 

2013/8/21 水曜日

 

 稲作が盛んな西北地域では、水田に不可欠なため池が各地に点在する。中でも、周囲の景観が良い大型のため池には橋が架けられている場合があり、隠れた人気スポットとなっている。残暑が続いているこの時期、水と風を楽しむことができるこれらの橋に足を運び、涼を求めてみるのはどうだろうか。

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鶴の舞橋=1

 

岩木山を眺めながら渡ることができる「鶴の舞橋」

 鶴田町には県内で最も大きい人造湖「廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)」がある。津軽富士と称される岩木山を望むことができることから、通称は「津軽富士見湖」。ここには長さ300メートル、幅3メートルの橋「鶴の舞橋」が架かっている。
 樹齢150年以上の県産ヒバを用いたこの橋は、木造三連太鼓橋としては日本一の長さとされる。アーチで高低差があり、周囲の景観をそれぞれの高さから楽しめる。夜は欄干の照明がともされ、独特の風情を醸し出す。

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中島遊歩道橋=2

2013/8/22 木曜日

 

十三湖に設けられた長さ250メートルの遊歩道橋

 稲作が盛んな西北地域にはため池が多い一方、本県で3番目に大きな湖「十三湖」が存在する。淡水に日本海からの海水も混じり、シジミが採れる自然豊かな湖だ。
 十三湖の中島には「中の島ブリッジパーク」が設置されており、全長250メートルの中島遊歩道橋が架かる。歩道橋の上では、湖の向こうに岩木山を見ることができる。近くには十三湖大橋があり、片方に日本海、もう片方に十三湖が広がる絶景を堪能できる。

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大沢内ため池の橋=3

2013/8/23 金曜日

  

大沢内ため池に架けられた橋。手前が大沢内大橋で、奥に見えるのがしらさぎ橋。

 中泊町大沢内の大沢内ため池には二つの木造の橋が架けられている。大沢内大橋としらさぎ橋だ。周囲は芦野池沼群県立自然公園。県によると、ため池の水により植物群落が極めて良好な状態に保たれているという。
 橋を渡り、遊歩道を徒歩で40分程度進むと、環境省の「平成の名水100選」に選定された「湧(わき)つぼ」に到着する。1日の湧水量は約15トン。こんこんと湧く清らかな水は無味無臭で、地元有志が周辺整備を続けている。

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東日流館橋=4

2013/8/24 土曜日

 

日本一長い屋根付きの木橋「東日流館橋」。右奥に見えるのは「縄文の橋」

 五所川原市相内岩井にある大沼公園の大沼ため池には、屋根付きの木橋としては国内で最も長い「東日流(つがる)館橋」が架けられている。
 中国の一部地域で造られている屋根付きの橋をモチーフにし、展望台のような櫓(やぐら)を設けて2階建てにしているのが特徴だ。櫓は2カ所あり、階段で上ることができる。
 大沼ため池には東日流館橋のほか、三内丸山遺跡(青森市)の6本柱建物を想起させる柱で支えられた「縄文の橋」もある。

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芦野夢の浮き橋=5・完

2013/8/25 日曜日

 

歩くと水面の近さを実感できる浮き橋。右奥にはつり橋「桜松橋」も見える

 五所川原市金木町の芦野公園には、江戸時代にかんがい用水源として造られた藤枝ため池(通称・芦野湖)があり、つり橋のほか、芦野湖の水位によって上下する「芦野夢の浮き橋」がある。全長は浮き橋として東北一の265メートル。水面を間近に見ながら散策できるのが特徴だ。
 芦野湖周辺は奥津軽の桜の名所であり、芦野池沼群県立自然公園にも選ばれている。2010年には農林水産省の「ため池100選」に選定された。

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