冬夏言

 

2020/1/23 木曜日

 

1月23日は「一無、二少、三多の日」。生活習慣病を予防するため、日ごろから心掛けるべき習慣を分かりやすくまとめたもので、一無は「無煙・禁煙」、二少は「少食、少酒」、三多は「多動、多休、多接」を意味する▼「1、2、3」にちなみ、日本生活習慣病予防協会が2016年に日本記念日協会に申請し、登録された。同協会は毎年2月を全国生活習慣病予防強化月間とし、このスローガンを基に啓発活動に取り組んでいるという▼生活習慣病が発症しやすくなる40代に突入した身。いろいろと生活面で気を付けなければならないと思っているものの、一無が勧める禁煙が最大の難関となっている▼二少のうち、酒はまったく飲まなくなった。少食については年齢が上がるにつれて食べる量は減ったが、食事の時間は不規則で、栄養バランスなど気にもしていない▼三多もなかなか難しい。運動不足は当たり前で、休みの日も家でだらだら過ごすだけ。人と接する機会は減り、趣味に時間を割くこともなくなった。このままでは生活習慣病にまっしぐら。さて何から改善していこうか。

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2020/1/22 水曜日

 

米国とイランの緊張が高まった2020年の年明け。「第三次世界大戦」のワードがツイッターのトレンド入りした▼日本も無関係ではない。中東地域での日本船舶の安全確保のための情報収集として、海上自衛隊の中東派遣が昨年末に閣議決定された▼20世紀最高の頭脳と称されたアインシュタインはこんな予言を残している「第三次世界大戦で使う武器は分からないが、第四次世界大戦なら分かる石とこん棒だ」。第三次が勃発すればそれは核戦争であり、文明の崩壊を意味する。その先の第四次で使われる武器は“原始的”なものだろう―という皮肉だ▼人類による地球滅亡の時刻を午前0時とし、それまでの残り時間を概念的に表す「終末時計」。過去最も終末に近づいたのは、米ソ冷戦時代で水爆実験の応酬があった1953年、そして北朝鮮の核開発が最大の脅威とされた18年、続く19年で、いずれも残り2分だった▼平和の祭典であるオリンピック。シンボルの五輪マークは世界の五大陸による相互の連帯を示す。開催国の日本だからこそ、世界平和の実現に向け、できることがあるはずだ。

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2020/1/21 火曜日

 

着々と開幕が近づく東京オリンピック・パラリンピック。中でもパラスポーツへの注目が高まっている▼先般弘前市でパラリンピックの正式種目「ブラインドサッカー」の教室が開かれた。音の鳴るボールを使うという“超”基本情報は知っていたが、いざ見てみるととても面白い▼ブラインドサッカーは、視覚障害者と目の見える人が共にプレーする。視覚障害を持つフィールドプレーヤーに加え、監督、ゴールキーパー、そして敵陣のゴール裏でフィールドプレーヤーに指示を出すガイド(コーラー)は目の見える人が担う▼また視覚ではなくボールの中の特殊な鈴の音を頼りにするため、ドリブルも足元で小刻みにするなど一般的なサッカーとは異なっていて、取材を忘れて興味深く見入ってしまった▼スポーツのいいところは、無理なく障害者への偏見、垣根を取り払えるところだ。多くの人が、できれば子どものうちからもっとパラスポーツに触れることができないものだろうか。どうかいっときのものとして終わらず、この盛り上がりがレガシーとして根付くことを願う。

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2020/1/20 月曜日

 

そのニュースを聞いたとき「うそでしょ?」と思わず大きく声を上げてしまった。近畿大学相撲部の伊東勝人監督(五所川原市出身)が18日、55歳という若さで亡くなった▼伊東監督は五所川原商業高校から近大へ進み、卒業後に同部コーチへ就任。1991年には全日本相撲選手権で優勝して第40代アマチュア横綱に輝き、2001年から監督として中泊町出身の前頭宝富士関のほか、関脇朝乃山関らを育ててきた▼同部は五所商での夏合宿が恒例。何度も取材させてもらっており、昨年も伊東監督と谷岡倖志郎主将にインタビューさせてもらったのが記憶に新しい▼谷岡主将は12月の全日本相撲選手権で優勝。テレビで見ていたが、優勝した谷岡主将とがっちり握手を交わした時に見せた伊東監督の笑顔が忘れられない▼五所商高相撲部の葛西孝彦監督は「私が高校で相撲を教えた最初の世代が彼。大相撲に行った宝富士のほかたくさんの生徒を教えてきたが、やはり彼は別格。残念でならない」と“一番弟子”の急逝を惜しんでいた。私ももう伊東監督と会えないのかと思うと、本当に残念でならない。

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2020/1/19 日曜日

 

映画の祭典・アカデミー賞が今年、「多様性」について物議を醸している。今年の候補者で俳優賞は非白人が1人のみ、監督賞は男性のみ。これにアカデミー会員で作家のスティーヴン・キングが「多様性は考慮しない」とウェブ上で発言、批判を受けている▼多様性への配慮を十全にしようとする米映画界。その背景には、人種や先住民族に対する差別、女性に対するセクハラなどの温床となっていた不名誉な歴史がある▼それゆえ、スタッフや登場人物に有色人種、国籍、男女の比率を努めて偏りなくしようとしている。これが“彼ら”の「多様性」だ▼キングは「最も重要なのは、性別や肌の色、志向にかかわらず皆が同じチャンスを与えられること」としている。至極まっとうな考えだが、これが非難されるという現実が、米映画界の“病巣”の深さを感じさせる▼被差別層にとって一番に差別を感じるのが「特別扱いされること」だろう。映画製作に「黒人枠」「中国人枠」などが暗黙に存在する現状では、多様性が真に確立される日は近くない。もちろんこれは他山の石でもあろう。

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