冬夏言

 

2020/10/1 木曜日

 

♪酒が飲める 酒が飲める 酒が飲めるぞ♪ 多くの方がご存じであろう、バラクーダの「日本全国酒飲み音頭」。1年を通じて、毎月何かしら理由を付けては酒を飲むという「名曲」だ▼きょうから10月。冬夏言子なら「10月は出来秋で酒が飲めるぞ」と勝手に理由を付け、飲むところなのだが、今回は、そう言って浮かれてばかりもいられない月初めになった▼きょうから第三のビールが増税になり、店頭価格が値上げされる。逆にビールと日本酒は減税になるのだが、庶民に人気の第三のビールの値上げに心境は複雑▼コロナ禍で「家飲み」の機会が増えた。出費を抑えるため第三のビールは心強く頼りになる存在だったのに、それが値上げとは。左党には実に手痛い出費増だ。家人から「お控えなさい」と厳しい「お達し」が出るのは必至。ならばワインにしようかと思ったが、ワインも値上げになるという▼日本全国酒飲み音頭12月は「12月はドサクサで酒が飲めるぞ」である。まだ10月だが、増税、減税のどさくさで今夜もやはり飲むしかないか。

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2020/9/30 水曜日

 

自死とみられる著名人の訃報が続き、心を痛めている。警察庁と厚生労働省によると、近年減少傾向にあった国内の自殺者数が今年7月から増加に転じている。社会で何が起きているのか▼こうした事態を受け、厚生労働省などは27日、メディア向けに著名人の自死に関する過度な報道を控えるよう求める文書を発表。世界保健機関の自殺報道ガイドラインの順守を求めており、地方紙としても肝に銘じたい▼ところが翌日、同様の配慮を求める加藤勝信官房長官の発言の中で違和感を覚えた。「それぞれが自殺のない社会をつくっていただけるようにお願いしたい」との呼び掛けは、一見何の問題もなく聞こえるかもしれない▼この発言で思い出したのは、菅義偉首相が掲げる「自助・共助・公助」の社会像。確かに、人口減少・少子高齢化社会で共助と公助の財源確保は難題だろうが、その中で政府が自助を第一に持ち出す意図は、自己責任論による切り捨てにも捉えられかねない▼今この瞬間も苦しんでいる人はいる。寄り添うメディアでありたい。

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2020/9/29 火曜日

 

9月とは思えない暑さから急に涼しくなった。気温の変化に体がついていけず、疲れが残る「寒暖差疲労」を訴える人が少なくない。バランスの取れた食事、軽い運動などが有効という▼季節の変わり目は体調を崩しがちだが、今年はさらに新型コロナウイルス感染症の心配がつきまとう。先日は喉の痛みを感じ「もしや」と不安になった。秋は空気の乾燥に注意が必要だと気付き、水分を十分取るようにしている▼この時期、苦手なものの一つが台風だ。本県に被害をもたらさないかと気をもむのに加え、気圧の変化による頭痛やだるさで気持ちがふさぎがちになることも▼こうした症状が近年「気象病」という名称で呼ばれ、多くの人が悩んでいることを最近知った。ストレッチやぬるめの入浴といった予防法もあると聞き、少し心が軽くなった▼新型コロナの収束がいまだ見通せず、特に医療、保健、福祉関係者の心労は大きいことだろう。一人ひとりの健康づくりの意識が高まるとともに、ケアする人を支える仕組みが充実することを願う。

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2020/9/28 月曜日

 

弘前大学が9月上旬に行った学生対象の新型コロナウイルスの影響に関するアンケートで、2年生以上の約半数がアルバイトについて「影響を受けている」と回答した▼同大はアルバイト収入が減るなどした学生の生活を支援しようと、100円で夕食を提供するといった独自支援策を強化する▼一方、地域経済回復への第一歩として、シルバーウイークに弘前公園で開催された大型イベント「弘前城秋の大祭典」では、会場で新型コロナ対策を呼び掛ける学生たちの姿が目立った。主催者によれば、学生向けの経済支援策として市内大学にアルバイトの募集を呼び掛けたという▼先のアンケートでは、経済状況について「やや苦しい」「苦しい」と回答した学生は約4割。経済的に不安を抱える学生はいまだ少なくない▼10月からは対面での授業が本格的に再開される。キャンパスに学生の姿が戻り、街も活気づくことだろう。一方で経済的、精神的に安心して学生生活を送れるよう「学都ひろさき」ならではのさらなる対策も求められている。

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2020/9/27 日曜日

 

犬を飼う人には必須の狂犬病予防。9月28日は「世界狂犬病デー」だ▼日本はオーストラリアやニュージーランドなどとともに、狂犬病が存在しないとされる世界でも数少ない清浄国。なので「狂犬病にかかったなんて話は聞いたことがない」というのも当たり前。日本国内では60年以上発生していないのだ▼狂犬病が恐ろしいのはかまれることで唾液から人が感染し、発症するとほぼ100%死亡する。有効な治療法はない。現在でも、世界中で年間5万人以上が狂犬病で命を落としている▼昔話になるが冬夏言子は小学生の頃、犬にかまれたことがある。大層痛かったし、今でもそのせいで大きな犬が苦手なのだが、もしもあの時、自分をかんだ犬が狂犬病に感染していたら、とっくにこの世からいなくなっていただろう。ぞっとする話だ▼犬の飼い主には飼い犬の登録と、狂犬病の予防注射を毎年1回受けさせることが法律で義務付けられている。犬を飼っている皆さん。新型コロナウイルスに気を付けながら、大事な予防接種もお忘れなきよう。

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