冬夏言

 

2022/1/7 金曜日

 

 きょうは「上巳(桃)の節句」や「端午(菖蒲)の節句」などとともに五節句の一つになっている「人日(七草)の節句」だ。七草がゆを食べる日と認識している読者の方も多いのではなかろうか▼「日本の節句文化を継承する会」のホームページによると、7日の朝に「春の七草」の入った七草がゆを作り、ようやく芽吹いた春の七草の「気」をいただき、一年の無病息災を願って食べるのだという▼ちなみに春の七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)の7種類。冬に不足しがちなビタミンCを補い、祝い酒で弱った胃を休めるためとも言われるそうだ▼年始はおめでたい気持ちになり、「正月くらいはいいかな」と、どうしても自制心が働かなくなる。その結果、いつもより多く飲んだり食べたりしがちだ▼正月の不摂生を反省しつつ、風習に従って七草がゆを食べて内臓を一休みさせようか。いつまでも若くはない。2022年を走り抜くため、たまに体をいたわろう。

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2022/1/6 木曜日

 

 仕事始めの日、高校の同級生からメールが届いた。卒業以来だからほぼ45年ぶりの音信だ。地元にいる同級生たちとはたまに会っているのだが、彼の消息は長いこと誰も知らないままだった▼先日、とある会合で出身校が話題になった。冬夏言子が出身校を言うと、隣り合わせた女性が「私のいとこも同じ高校に通っていました」。いとこの名前を聞いてびっくり。卒業以来連絡が途絶えていた彼だったのだ▼ギターやバイクなど趣味が同じだった。高校3年の秋には十和田湖一周のツーリングに出掛けた。受験勉強があるのになぜ一日を費やしツーリングを敢行したのか。理由は忘れてしまった▼彼は都内の大学を卒業後、そのまま都内に就職。定年後はグループ会社で働いているという。冬夏言子が2年ほど東京勤務をしたことも知らされたようで、「連絡先が分かっていたなら東京で再会できたのにね」と残念がっていた▼さて何と返信しようか。あれこれ考えながら浮き浮きしていることを自覚する。毎日の雪片付けの疲れが吹っ飛んだ…気がした。

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2022/1/5 水曜日

 

 数年前、街灯の少ない夜道をほろ酔いで歩いていた時、勢いよく転んだことがある。歩道をよく見てみるとそこには直径数センチの穴が。次の日、自治体の担当職員に話したところすぐに補修作業が始まった▼なぜこの凸凹ができるのか不思議に思っていたが、どうやら雪が深く関係していたよう▼一般社団法人日本自動車連盟青森支部では、積雪や凍結、除雪で道路舗装面が過酷なストレスにさらされ、アスファルトがはがれて大きな段差や穴ができるとして、ドライバーに注意を呼び掛けている▼ただでさえ冬は、道路の雪自体が固まって段差になったり、車道がすり鉢状になったりと道路事情が悪くなりがちだ。先週、青森市を中心に大雪に見舞われた際も、至る所でタイヤが雪にとられて車が動けなくなり、交通障害が生じていた▼本格的な冬の到来はこれから。正月気分が抜けずに仕事や勉強に取り組んでいる人も多いと思うが、ドライバーは安全運転、歩行者は安全確認の徹底で、みんながきょう一日も無事に過ごせますように。

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2022/1/4 火曜日

 

 幼少期に、温和な祖父にかわいがられた。いつでもにこにこ笑っている人だったが、ニュースでソビエト連邦の話題が報じられると嫌な顔をした▼彼が日本軍の兵士として中国大陸で戦い、ソ連軍に捕まり極東の収容所に送られたからだった。津軽衆でも往生する極寒の地、そして劣悪な環境。仲間たちの死を見届け、からくも母国に帰還を果たしたそう▼旧ソ連が今年建国100年を迎えると聞き身内の話を思い出した。多くの日本人にとって暗い記憶がつきまとうが、ロシアでは強国の栄光を懐古する人も多い▼東欧情勢が緊迫化している。プーチン大統領はウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟する動きを嫌い露骨に軍事力をアピール。ソ連の再現を目指しているかのよう▼力で現状変更がなされ、良心的なウクライナ国民が「シベリア送り」になる日が来るとすれば悪夢。威信が薄れつつある米国、ロシアへのエネルギー依存が甚だしい欧州、北方領土問題を抱える日本。厳しい事情は分かるが最悪の事態を避けるため一致団結を。

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2022/1/3 月曜日

 

 早朝、窓の外を眺めると連日、真っ白な雪の世界が広がっている。年が明けても県内は強い冬型の気圧配置が続き、各地で真冬日を記録。断続的に降る雪が積もり、時々吹雪が視界を遮るなど、寒さの厳しい日が続く▼弘前市では今冬から、大学、企業、町会と連携した新たな除雪プロジェクトを始動させる。学生が町会と連携し、1人暮らしの高齢者世帯など、雪かきを必要とする人たちを手助けしようという取り組みだ▼企業も町会と連携して、自社の除雪機械などを使う作業の際に併せて地域の歩道や路地など、少し多めに除雪することで、地域貢献につなげたい考えだという▼それぞれの取り組みは、市が仲介役を担い、必要な場所や雪かきのニーズ、除雪する側の状況をすり合わせながら進めていく方針▼外を見れば、道路も歩道も庭先も雪で覆われている。人と人が助け合うことで冬を乗り切る、まさに地域に必要とされているプロジェクトだ。取り組む人たちが安全に事故なく、次年度につながるプロジェクトに成長することを願いたい。

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