冬夏言

 

2019/2/7 木曜日

 

全国トップクラスの演奏、演技に盛大な拍手を―。昨年12月、さいたま市で行われた第46回マーチングバンド全国大会(日本マーチングバンド協会主催)で金賞に輝いた、藤崎町の常盤小学校スクールバンド部の感謝演奏会が先日、同町のスポーツプラザ藤崎で開かれた▼全国大会での金賞受賞は2015年から4年連続。毎年メンバーの入れ替わりがある中、全国トップを維持し続けることは決して容易ではない。顧問に指導力があることはもちろん、児童が厳しい練習を積み重ねた成果だろう▼演奏会当日、開場の30分以上前から入り口前には行列ができていた。その姿を見て、多くの町民が同部を応援し、また同部のことを誇りに思っている―と感じた▼冬夏言子は同部の演奏、演技を初めて鑑賞させてもらったが、部員47人が心を一つに、動きを合わせ、迫力のある音を鳴らす姿に感動を覚えた▼部員の半数近くを占める6年生21人がこの春卒業を迎える。またメンバー編成が変わり「一からのスタート」とはなるが、見る人に感動を与える演奏、演技は引き継がれると期待したい。

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2019/2/6 水曜日

 

3人に2人が自身の災害への備えは不十分と認識している―。経済広報センターが昨年、社会広聴会員を対象に行った意識・実態調査で明らかになった▼備え不足の認識度は2013年の前々回、16年の前回調査同様、西高東低の傾向が顕著に出た。東日本大震災を経験した東日本の住民の方が、備えの重要性に対する意識がより高まったということか▼ただ、意識が比較的高い東日本でさえ60%(西日本74%)は不十分という結果は気になる。未曾有の災害から、あと1カ月余りで8年。多くの人命と財産を一瞬にして失った体験、記憶が風化し始めているとしたら危機的状況である▼これまでの経験や想定を超える災害が続発。「備えあれば憂いなし」とは言い切れない時代だが、憂いを軽減する自衛措置としての食料・飲料、非常用品などの備蓄や準備は必須▼昨年も集中豪雨や地震と大災害が相次ぎ、一年を象徴する漢字一文字は「災」。いま一度、一人ひとりが防災への意識を高めながら、次回調査では「備えは十分」という回答が「不十分」を大きく上回るよう、官民挙げた仕掛けも必要か。

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2019/2/5 火曜日

 

麻生太郎副総理は今月、福岡県内で開かれた講演において、少子高齢化に伴う社会保障費増大に対し、「子どもを産まなかった方が問題」と発言したという。麻生氏は発言について「一部だけが報道されて誤解を与えた」と撤回したが、配慮に欠けた発言と言わざるを得ない▼戦国時代の日本は「人生50年」とも言われたが、現代の50代は働き盛りである。食生活の改善や医療の進歩などにより寿命が延びたことは、時代の恩恵とも言えよう▼麻生氏はこの点を強調したかったのかもしれないが、少子化を若年世代の責任に転嫁したのは、政治家としていかがなものか▼「働きながら子育てできる環境にはない」「子どもはもっと欲しいが、将来の教育費を考えるとこれ以上は難しい」―。県内でも周囲の声に耳を傾ければ、子どもを持つことへの不安の声はいくらでも聞こえてくる▼高齢化は時代の恩恵だが、少子化は子どもを産み育てやすい社会にできなかった政治の失敗ではなかったか。「子どもを産めない環境が問題」と発言し、環境改善に取り組む政治家が増えることを望みたい。

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2019/2/4 月曜日

 

第一生命保険がサラリーマン川柳の優秀作品を発表。悲哀や皮肉が相変わらず面白い。この手の川柳が他にもないかと探すと、あるサイトにたどり着いた▼掲載していたのは「おバカな酔っ払い川柳」。酒どころ新潟県の酒店が企画し、過去2回の入選作を紹介している。「飲み放題 乱れ放題 俺包帯」「プリン体 糖質ゼロで やめる気0」「お帰りと 俺より低い 妻の声」。秀句ばかりだ▼県のまとめによると、本県の酎ハイ・カクテル、ウイスキー、焼酎の購入数量は、県庁所在地1世帯当たりでいずれも全国トップクラス。「百薬の長」を口実とする県民は多いのでは?▼アルコールと健康の関係について、国は「健康日本21」で「適量を飲酒する者が死亡率が最も低いとする研究結果が報告されている」と紹介。一方、海外では飲酒による寿命延長効果を否定する研究結果もあるという▼いずれにせよ飲み過ぎが良くないことは事実。前述のサイトの作品を用いれば、「酒税なら 俺も高額 納税者」という県民は「元酒豪 酒代今では 薬代」にならぬよう、適度に楽しむことが大切だ。

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2019/2/3 日曜日

きょうは節分。大寒の終わりの日であり、あすは立春である。三寒四温の言葉が示すように、これからは徐々に寒さが和らいでいくことを期待したい▼節分と言えば豆まき。邪気を追い払う宮中行事として行われたのが始まりという。保育園や幼稚園で子どもたちが元気いっぱいに「福は内、鬼は外」の掛け声で鬼に扮(ふん)した相手に豆を投げる姿を新聞やテレビで伝えられるのを見ると、何ともほほ笑ましく感じる▼掛け声は地域によってさまざまで、「福は内」だけを言う所や、地名に鬼がついている所や鬼を神の使いとしている神社、名字に鬼がついている家庭などでは「鬼は内」や「鬼も内」などと言うようだ▼小学生の頃までは自宅で大きな掛け声で豆まきをやっていたような記憶があるが、今は全くやらなくなった。だからというわけではないが、邪念だらけの人間となっているような気がする▼それでも、年を重ねるごとに古来から続いている伝統やしきたりが大切なんだと身に染みてくるようになった。豆はまかなくてもせめて年の数だけ豆を食べ、健康でいられるようにしたい。

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