冬夏言

 

2017/4/7 金曜日

 

きのう、真新しいランドセルを背負い、保護者に手を引かれて歩く新入学児童の姿を多く見掛けた。弘前市内のほとんどの小学校で入学式が行われたという。弘前大学教育学部附属小学校ではきょう入学式を迎える▼きのう時敏小学校で行われた入学式の席上で、県警が子どもの犯罪被害を防止するために新たに制作した防犯マニュアル「子どものしおり」が新入学児童の代表者に贈られた▼マニュアルはA4判のフルカラーで全12ページ。不審者の特徴、声を掛けられた際や連れ去られそうになった際の対処法をイラスト入りで分かりやすく紹介している。県警は県内の全小学校297校の新入学児童約1万人に配布する予定だ▼残念なことに子どもが被害者となる事件が後を絶たない。先月下旬には千葉県内でベトナム国籍の女児が遺体で見つかった殺人・遺体遺棄事件が発生。登校中に事件に巻き込まれたとみられる▼未来ある子どもたちが犠牲になってはならない。県内では今回のマニュアルが十分に活用されることを切に願うまた地域の大人は子どもが健やかに成長できるよう見守っていこう。

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2017/4/6 木曜日

 

あらま、顔が少々ふっくらしたかしら。おやおや、髪の毛はだいぶ量が減ったような。運転免許証の5年ぶりの更新。新たに交付された免許証の顔写真は時の流れを如実に物語っていた。一目瞭然、認めたくはないが、相応に年齢を重ねているらしい▼更新の講習を受けながらふと思ったことがある。冬夏言子もいずれ、免許証を自主返納する時が来るのだろうかと。先月までは東京勤務だったから、移動はほとんど電車。車の運転に関しては全く意識することはなかった▼だが、本県ではなかなかそうはいかない。通勤はもちろん、スーパーへの買い物、病院通いなどたいがい車で出掛けることになる。車がなくては日常生活がままならない地域事情があるのだ▼とはいえ、運転に自信がなくなったり、家族に不安を抱かせるようになったら、自主返納を含めた「英断」が必要になるだろう▼きょうから春の全国交通安全運動が始まる。交通安全はルール順守が基本だ。免許証の馬齢を重ねた顔が気恥ずかしいが、これは恥ずかしがらず大声で訴えたい。皆さん、交通ルールを守りましょう!

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2017/4/5 水曜日

 

真新しいスーツや制服に身を包んだ若者と、道で擦れ違う季節となった。緊張しているだろうか、不安だろうか。勝手な想像を巡らしつつ、同僚や友人と語らいながら元気に歩いていく彼らの背中を、頼もしく見送っている▼新年度に合わせ、ツイッターでは「新社会人に送るメッセージ」をテーマにした投稿が続いている。単なる頑張りを求める投稿はほぼなく、「趣味を持て」「睡眠を取れ」と、己の心身を健康に保つ努力への呼び掛けが目立つ▼どんな物事も続けていると、「ここが踏ん張りどころ」という場面に出くわすものだが、心身を壊すほど踏ん張り続けては元も子もない。仕事は誠実にこなしつつ、仕事とは切り離した人間関係や世界を持ち、息抜きをするのが理想だ▼新社会人は仕事を覚えるために四苦八苦していることだろうが、先輩たちはそのような姿を見て「若い人が入ってくるのは、いいね」などと裏で言い合っているものである▼少々くたびれた先輩たちはこの時期、新社会人の放つオーラで「森林浴」をさせていただくのである。恐れず飛び込んでほしい。

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2017/4/4 火曜日

 

国民の3人に1人が発症しているという恐るべき罹患(りかん)率。「国民病」と言われて久しい花粉症に悩む人がここにも1人▼5年ほど前に突然発症。当時、恐る恐る耳鼻咽喉科を受診した。平日にもかかわらず、待合室には幼児から高齢者までが10人以上、年齢、性別も関係なく全員がマスクを装着していた▼どうか、花粉症ではありませんように―と願ったが検査の結果、ご想像通りに「スギ花粉」に強く反応しているとの医師からの宣告。そこから先は毎年、律義にお付き合いさせていただいている。全くもってうれしくない▼スギは戦後、成長の早さや建築資材としてのニーズの高まりから、国が植林を推し進めた背景がある。当時、全国に植えられた幼いスギはすくすく成長。成長し切ったスギからは大量の花粉が飛散。昭和50年代ごろからは、スギ花粉に悩む人が全国各地で急増し、今や“花粉症対策市場”は一大産業にまで成長した▼花粉情報サイトをチェックすると「多い」の表示。朝から気分が落ち込むことこの上ないが同士諸君、今年もつらいこの時期を乗り切ろう。「くしゅん!」

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2017/4/3 月曜日

 

モデルでタレントの栗原類さんは、自身が発達障害の一種「注意欠陥障害」を持つことを公表して大きな反響を呼び、自叙伝も話題となっている。近年はほかにも発達障害を明かす著名人は多い▼2日は発達障害の一つ、自閉症の世界啓発デーで、日本ではこの日から8日までを発達障害啓発週間と定めている▼発達障害は脳機能の発達に関係する先天性のもの。他人とのコミュニケーションや関係づくりが苦手なケースが多いが、優れた能力を発揮する場合もあり、またその障害の幅は非常に広い▼一般的に知られるようになった今、子どものころには発達障害に気付かず大人になってから診断を受ける「大人の発達障害」という言葉も出てきたが、幼少期の早い段階からの適切なサポートにより、暮らしやすさや個々の能力を伸ばすことができるため、早期発見に向けた取り組みも行われている▼しかし、発達障害という言葉の社会的認知が広がる一方、理解が進んでいるとはまだ言い難い。特性に理解を深め、人間誰しもが持っている得意・不得意を補い合っていける社会づくりが必要だ。

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