冬夏言

 

2018/5/17 木曜日

春から初夏にかけては、新聞を開くのが特に楽しみだ。色鮮やかな花々が紙面を彩る日が多く、目の保養になると共に、休日は出無精な冬夏言子に季節感を味わわせてくれ、外出の意欲を沸き立たせてくれる▼桜やカタクリの花など、いつも大型連休中に楽しめる花々は今年、春先の暖かさで一気に生育が進み、自分の目で愛(め)でる間もなく花の見頃が終わってしまった。紙面の写真を何度も見返しては、来年こそはと闘志を燃やしている▼黒石市の県産業技術センターりんご研究所では、ふじの生育観測樹が平年より6日も早く開花王林ジョナゴールドつがるも平年より5、6日早い開花となった▼うららかな陽気にまだまだ春気分が抜けないが、奄美地方や沖縄地方が相次いで平年より早く梅雨入り。東京では最近、夏日を超える日が続いており、今年の季節はどうやら全国的に駆け足で、せっかちなようだ▼毎年、気付くと瞬く間に移り変わる季節。花の見頃も気を抜くと一瞬で終わってしまい、その年に楽しめないこともしばしば。しっかりとアンテナを張り季節感を紙面で伝えていきたい

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2018/5/16 水曜日

 

「青森はプロ不毛の地ですよ。そこにチームを作って大丈夫なんですか」。プロバスケットボール青森ワッツを運営する青森スポーツクリエイション社長の下山保則さんから「当初は随分、そのように言われました」と何度か伺ったことがある▼青森ワッツの5年目のシーズンが終わった。Bリーグ2部東地区の今季成績は18勝42敗。若いメンバーで臨んだシーズンだったが、残念ながら過去最低の成績に沈んだ▼おととい青森市で開いた報告会で、下山さんは「会場で元気に動けるうちに(優勝の)胴上げをされたい。応援している皆さんにもそういうシーンを見せたい」と語った▼試合会場を訪れた人なら分かるはず。下山さんは観客を出迎えたり、客席を回ったり、何時間も立ちっ放し。座っているところはこれまで一瞬たりとも見たことがない。しかし、それが年齢的に少々きつくなってきたという自虐的ジョークで「元気に動けるうちに」と話したのだ▼プロ不毛の地にあえてチームを立ち上げた下山さんの夢はあくまで優勝だ。その思いは、選手たちにもしっかりと伝わったはずだ。

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2018/5/15 火曜日

道行く人々に1カ月ほど遅れながら、自転車通勤をスタートさせた。学生時代と同様、運転していない期間が半年程度ならブランクは感じない。鍵の掛け忘れはあったが、相変わらず風に乗って走るのは爽快だ▼再び自転車に乗り始めたのは約1年前で、学生時代以来十数年ぶりのこと。昨春は前のめりになる体勢や段差による衝撃に慣れず、数日間はおぼつかない運転だった。今年はシーズン入りから快適に走り回っている▼慣れがある分、今春は気を抜いた運転が増えたように思う。先日、運転中にペダルから足が外れてすねに当たり内出血。バランスを崩したが転倒はせず、周囲に人がいなかったことが幸い▼自転車乗りが歩行者に衝突する事故は相次いでおり、罪に問われ、多額の賠償を命じられる報道もなされている。何気ない一日に同じことを引き起こしたらと思うと、背筋が凍る▼自転車は自動車と同じ車両。便利である一方で、人の命を奪う凶器にもなり得る。これまで、単独とはいえ自転車で多くの事故を起こしてきた。治りにくくなった内出血の跡を見ては気を引き締める日々だ。

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2018/5/14 月曜日

愛鳥週間(10~16日)に合わせ、日本野鳥の会弘前支部が弘前公園で探鳥会を開いているとの11日付本紙記事を見て、数年前に取材した時のことを思い出した▼集合時間は午前6時。宵っ張りにとってはきつい時間だが、澄んだ空気と鳥のさえずりが心地よかった。参加者から借りた双眼鏡を遠くにいる鳥に向けると、目の前にいるように大きく見えて感激した▼いつか仕事抜きで参加したいと思いつつ果たせないでいたが、希少な鳥が見られたとの記事に刺激を受けた。6時集合にこだわらず、遅れてもどこかで探鳥会の一行と会えるだろう―と気楽に構えて公園へ向かった▼一行とはなかなか会えなかったが、鳥を撮影している人たちと遭遇。おかげでフクロウとカワセミを見ることができた。新緑が堀の水に映る眺めも美しく、鳥の声に耳を傾けると、自然の中に溶け込んだような気分になった▼弘前公園に限らず、5月の津軽は新緑に包まれ、公園や野山などを散策するには絶好の時期。緑や鳥のさえずりにはストレス軽減効果があるという。豊かな自然を体全体で感じ、英気を養いたい。

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2018/5/13 日曜日

近年、県中南地域県民局管内で農作業事故が多発している。2009年はわずか1件で、その後は13年まで4~8件で推移したが、14年10件、15年11件、16年13件と右肩上がりに増加。17年は6件にとどまったものの、うち5件は死亡事故だった▼ここ5年(13~17年)の農作業事故を原因別に見ると、スピードスプレーヤー(SS)が最も多く、脚立、高所作業台車が続く。SSや軽トラックの転倒・転落、脚立からの落下、SSや高所作業台車との挟まれ―といったリンゴの作業に関係する事故が多いそうだ▼今年はリンゴの開花が早かった。津軽地方のリンゴ園地では、摘花や人工授粉、薬剤散布などの作業に精を出す生産者の姿が見られる▼弘前市や同局地域農林水産部などの関係機関・団体は10日、市内一円で「農作業安全パトロール」を行った。生産者らに事故防止のポイントなどを紹介するチラシを手渡し、安全確保を徹底するよう呼び掛けた▼「急がず焦らず慎重に!」。慣れた作業でも油断することなく、作業の合間も十分に休憩を取り、事故なく出来秋を迎えましょう。

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