冬夏言

 

2019/7/15 月曜日

 

泣きわめき、嫌いなおかずが載った食器をひっくり返した息子。好き嫌いがひどく、これなら食べられるかもと試行錯誤したメニュー。昼休みに家に戻って作ったものだった。思わずその小さな手をぴしゃりとたたき、われに返った。嫌な気持ちになった。これを続けては駄目だ、とも思った▼改正児童虐待防止関連法に親による体罰の禁止が盛り込まれた。子どもへの虐待事案で虐待を「しつけ」と主張するケースが多いことを踏まえたものだ▼昔はたたかれて当たり前。幼少期は親にたたかれた記憶もあるし、悲しいと感じる言葉を言われたこともある。親に覚えているかと尋ねると、答えは「そんなことするわけない」▼自分自身も覚えているのは痛かったことと嫌な気持ちだけで、何が悪くて叱られたのかは記憶がない。親の感情のままにたたいてもしつけにつながることはない▼一方で育児への支援は必要不可欠だ。「子育てはみんなが大変」という言葉に追いつめられ、ノイローゼになった親が自らSOSを発することは少ないし、待っていては手遅れになる。合わせた策が必要だ。

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2019/7/14 日曜日

 

クレジットカードをはじめ、電子マネーやモバイルウォレットなどで買い物ができる「キャッシュレス決済」。消費増税や東京五輪などをきっかけに、徐々に国内での普及も進んでいるようだ▼買い物をする時は、支払い方法がキャッシュレス決済しかない場合を除いては、なるべく現金で会計している。キャッシュレス決済はどうしても「不正利用されるのでは…」と頭をよぎってしまうためだ▼最近世間を騒がせている「セブンペイ」不正利用しかり、数年前に問題となった仮想通貨の不正アクセスしかり。実物を伴わない金銭のやりとりでの被害がニュースで報じられるたびに「やっぱり現金でいいかな」と感じる▼友人がクレジットカードを不正利用されて数十万円の被害に遭ったことがある。冬夏言子自身も昔、金銭的被害はなかったがクレジットカードの不正アクセス未遂に遭った▼国は消費増税による消費落ち込みを防ぐため、キャッシュレス決済向けポイント還元制度を導入する。「便利」「お得」と普及うんぬんをうたう前に、資産が確実に守られる「安心」な環境をしっかり整備してほしい。

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2019/7/13 土曜日

 

朝の目覚めから頭がズキズキ…。長年の頭痛持ちだ。気圧の変化の影響だろうか、梅雨の時期に頻発する傾向がある。今年は症状がひどい▼自分に合う市販薬で大概良くなるのだが、連日服薬していると悪影響がないか不安。薬以外の対応策を調べてみると、あるサイトにたどり着いた。「日本頭痛学会」とは、何とも頼もしい団体名▼十数年前も頭痛が長らく続き、当時CT検査を受けたが異常なし。同学会によると「以前から同じような頭痛を繰り返している場合は慢性頭痛で生命の危険はないことが大部分」とのことで一安心▼また、身体的、精神的ストレスで血流が悪くなり、首や頭の筋肉の緊張も頭痛を引き起こすという。最近はデスクワークや車の運転で同じ姿勢を長時間続け、首や肩の凝りもある。これも原因と納得▼同学会は「攻略法の手始めは頭痛を観察することで、記録が重要」と、時間や痛み方などを書き込む「頭痛ダイアリー」を推奨。頭痛のきっかけや特徴を把握できるもので、ホームページからダウンロードできる。日記をしたためる習慣がある人は挑戦してみては。

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2019/7/12 金曜日

 

地域活性化に必要なのは「よそ者」「若者」「ばか者」―。決まり文句のように言われるこのフレーズ。確かに各地の成功例を見れば、キーパーソンの多くはこれらに当てはまる▼まちづくり専門家の木下斉氏ら有識者はしかし、この「よそ・若・ばか論」をたびたび否定する。言説はさまざまだが、共通点としては「その地域にプレーヤーが活躍できる土壌が備わっているかどうかが重要」と理解している▼この地域には「津軽の足引っ張り」という言葉が根を下ろす。地域に必要なはずの成功者の出現を阻むのは、ほかでもないその土地の人々なのか▼国が10日に発表した人口動態調査で、本県は人口減少率で秋田県に次いで全国2位、進学や就職などが原因の社会減では6年連続ワースト。人口動態は予測しやすく、ゆえに対策が立てにくいとされる。「地方消滅」という言葉も現実味を帯びる▼冬夏言子と浅からぬ仲のデザイナーは、この土地で仕事ができないと昨年、拠点を他県に移した。自分を必要としてくれる人が少なくてがっかりしたという。彼はよそ者であり若者で、ばか者であった。

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2019/7/11 木曜日

 

令和初となる甲子園への切符を懸け、本県でも球児たちの夏が始まった。順調に進めば23日に弘前市のはるか夢球場で決勝戦が行われる。熱いドラマを期待しているファンも多いだろう▼今大会には連合3チームを含む57チームが参加。近年は部員不足による連合チームでの出場も珍しくなくなったが、今後はさらに増えていく可能性がある▼日本高野連が発表した5月末時点の全国の硬式野球部員数は前年比9317人減の14万3867人で、5年連続の減少。一方、加盟校は同14校減にとどまる。連合チームで大会に参加しているか、部員ゼロでも加盟している高校があるということだ▼本県の部員数は前年比202人減の1914人。09年は2501人だったから、この10年で約4分の3にまで減少したことになる。人口減少率と同様、野球部員数の減少率も全国上位で歯止めがかからない状況だ▼競技人口の減少は野球の人気低迷につながりかねない。現在の「1県1代表」も維持できなくなる可能性すらある。それでも球児たちの懸命なプレーが日本人を熱狂させることは変わらないだろう。

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