冬夏言

 

2018/11/21 水曜日

 

100歳の日本人が思う平成を象徴する漢字の第1位は「幸」。改元後の新しい時代、楽しみにしていることの1位は「2020年東京五輪」▼「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」など、健康寿命を延ばす事業を進めるキューサイ(本社福岡市)が、国内6万人超の100歳以上の長寿者のうち100人と、その家族を対象に行った調査の結果だ▼100歳と言えば大正に生まれ、昭和、平成と三つの時代を生きた方々。コメ騒動や関東大震災、世界恐慌、第2次世界大戦といった苦難を極めた時代から、高度経済成長を経て70代で平成に入った▼健康を保ててさえいれば、いわば悠々自適の状態で過ごした方が多い時代。「幸」に次いで「和」「楽」とポジティブな象徴漢字が続く。対照的に平成生まれの30歳未満が思う平成を調べたら、全く逆のネガティブな結果が出るのでは…▼百歳調査の結果は悲惨な戦争を経験したがゆえの平和のありがたさが根底にあるが、その礎であり続けた憲法の改正論議がかまびすしい。時代に即した微修正は求められても、不戦の誓いを揺るがす改憲は許されない。

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2018/11/20 火曜日

 

インフルエンザの予防接種が話題に上る時期となった。もしかかったら職場に迷惑を掛けるし家族にうつすと大変と思い、ここ数年は毎年接種している▼だが今年は決心するのに時間がかかった。周囲に聞くと、予防接種をしなくてもインフルエンザにかからないという人が何人もいるからだ。かかりつけ医療機関の予防接種料金は3500円。以前は2500円ぐらいだったのに、と思うとなおさらおっくうに▼近年インフルエンザにかかった人の体験談を聞き「そんなに苦しむのか」とようやく決断。予防接種の料金がもっと安い医療機関もあったが、近さと安心感でかかりつけ医を選んだ▼なぜ医療機関によって予防接種の料金が違うのか。友人いわく、予防接種は自由診療で健康保険が適用されず、各医療機関が料金を決めるからだという。今後はこれ以上高くならないことを願う▼中には予防接種してもインフルエンザにかかったという人もいるから油断は禁物。手洗い、うがいとマスクの着用、室内の加湿と換気、栄養バランスの取れた食事と十分な睡眠で予防を心掛けたい。

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2018/11/19 月曜日

 

気象予報会社によっては津軽地方の1週間予報に、ついに「雪だるま」のマークを登場させるところも出始めた。いよいよ冬が来てしまうのかと身構えてしまう▼最近、道路の電光掲示板に「青森の雪 半端ないって!」「冬タイヤ交換 今でしょ!」といったメッセージを目にする。初めて見たときはちょっと笑いそうになったが、早めのタイヤ交換や雪道への警戒を呼び掛ける内容であり、まだ交換していない人は急いでもらいたい▼雪道の運転に気を付けなければいけないのはもちろんだが、もう一つ怖いのが暖房費。原油価格の上昇で灯油も高騰しており、この冬はどれだけ掛かるのか気掛かりだ▼昨冬のある1カ月間、自室の暖房を、ストーブを使わず全てエアコンに頼ってみた。灯油代はゼロだったが、当たり前のように電気代がかなりの高額となった。今冬はどれだけ寒くなるのだろうか▼とはいえ、雪を仕事にしている人たちもいるわけで、全く降らなくても良いというわけにもいかない。それでも「降るなら山にだけ」と思っている人は私だけではないはずだ。

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2018/11/18 日曜日

 

昨年6月、神奈川県の東名高速道路で夫婦が亡くなった痛ましい事故を契機に大きな社会問題となっている〝あおり運転〟。運転中に急接近や幅寄せ、クラクションを何度も鳴らされるなど怖い思いをした人は多いのでは▼今年8月に北海道小樽市の国道で50代女性が運転する軽乗用車へのあおり運転を繰り返したとして、小樽署は会社員の男(35)を暴行容疑で逮捕し、12日に送検した。あおり運転で暴行罪を適用して逮捕するのは道内初で、男は「軽自動車が急ブレーキをかけたから接近した。あおってはいない」と容疑を否認▼ニュースで一部始終を捉えたドライブレコーダーの映像を見たが「本当にひどい」の一言に尽きる。意図的としか思えない幅寄せによる圧迫や進路妨害など悪意に満ちた運転に、被害者はどれだけの恐怖を感じたことだろう▼冬夏言子も数年前、高速道路を走行中に他県ナンバーの車に後ろから異様に接近され、冷や汗を流した経験がある▼こうした事故を背景にドライブレコーダーの売れ行きが好調だとか。自衛のための備え。自車への導入を検討すべきか。

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2018/11/17 土曜日

 

南部菱刺し、庄内刺し子に並ぶ日本三大刺し子の一つ「津軽こぎん刺し」。ブランデュー弘前FCのユニホームやサッカーワールドカップで活躍した柴崎岳選手のスニーカー、青森銀行の通帳などのデザインにも採用されている▼「東こぎん」「西こぎん」「三縞こぎん」の3種類があり、先日こぎん刺しのハンドメード作家から「黒石市は東こぎんがよく刺されていた“聖地”」と聞いた。恥ずかしながら初耳だったため大いに驚いてしまった▼黒石高校で行われた八戸せんべい汁研究所長の木村聡さんの講演。木村さんはテレビや新聞への露出を考えたユニークなプロモーションで、八戸せんべい汁の知名度を2割弱から8割強に押し上げた話を紹介した▼地域に眠る観光資源。資源という宝を発掘し、その知名度を全国区にするためにさまざまな媒体に取り上げてもらうのは、確かに地域活性化の有効な手段▼「東こぎんの聖地」という肩書は一朝一夕では得られない貴重な宝。黒石の魅力の一つとしてPRし、より多くの人に黒石の魅力を伝えるためのツールにするのもいいのでは。

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