住宅街や川近くの野原、畑などでも見られる。よく眺めると実に美しい。深紅のとさかと虹色の光彩をはなつ羽毛、そしてその配色。
 まるまる太って美(お)味(い)しそうと言われたり、畑を荒らす厄介者にされたりと、あまり好印象を持たれていないのが残念だ。
 しかし、キジは紛れもなく日本の「国鳥」なのである。国鳥として推薦されたのは、日本の固有種であること、一年中いること、姿が美しいこと、古事記や日本書紀にも書かれていること、卵や雛(ひな)を守る親鳥の愛が強いことなどの理由によるという。
 国鳥として、もう少し大切にしたい鳥である。