’22参院選あおもり 政党代表に聞く

 

2022/6/17 金曜日

 

 夏の政治決戦となる参院選は22日に公示され、7月10日に投開票が行われる。選挙戦で何を訴え、どう戦っていくか、県内政党代表に聞いた。

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自民党県連 江渡聡徳会長=1

 

「最大限の安全確認の上で原発再稼働が必要」と語る江渡氏

 ―参院選の争点は。
 ロシアのウクライナ侵攻によって物価や石油が高騰し、穀物相場も上がっている。一番は物価対策だ。予備費の活用や補正予算などの対策により、石油関連の値上がりは欧米の半分ほどに抑えられていることを国民は理解してほしい。
 電気代の値上がりについては、安定的に、ある程度安価なエネルギー供給という点で原発の再稼働が必要だろう。エネルギーの質を考えた場合、太陽光は天気が良すぎても止まるし、周波数の安定に調整電力が必要。化石燃料による発電ができない状況を踏まえれば安全安心を最大限踏まえた原発の再稼働が必要になるのではないか。
 ―選挙戦で何を訴えるか。
 あってはいけないことだが、力による現状変更を試みる国が出た。ロシアが侵攻したウクライナは、ロシアの西側で一番近い。逆に東側は日本が一番近い。安全保障の問題は、日本において人ごとではない。影響は物価や穀物、金融市場にまで及び、一国の政策だけでは対応しきれない。そういう時代になったということはしっかり訴えたい。
 ―本県選挙区には新人を擁立するが、戦い方は。
 6年ぶりの議席奪還が最大の目標。相手は現職議員であり知名度の差は大きい。一生懸命汗をかいているが、まだまだ「見たことも会ったこともない」と聞く。ただコロナ禍で大きな集会も開けず、全県選挙では厳しい。とにかく地道に足で稼ぎ、それを積み上げるしかない。
 投票率もそこまで上がらないだろう。最近の傾向だが、20代や30代で保守支持層が厚くなっている一方、50代半ばより上の世代ではそこまで多くない。いかに若者に投票に行ってもらうかが一番のポイントになるだろう。

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立憲民主党県連 田名部定男筆頭副代表=2

2022/6/18 土曜日

 

「石油価格の高騰は農漁業への影響が大きく、しっかりと対応すべき」と語る田名部氏

 -今回の参院選の争点や有権者に訴えたいことは。
 物価高と1次産業の活性化。石油価格の高騰は、農業や漁業への影響がかなり大きく、しっかりと対応していく必要がある。(政府が掲げる2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)「カーボンニュートラル」は今のままでは前提が崩れている。強引に推し進めていいのか。その他にも、再生可能エネルギーの賦課金が国民の負担になっており、改善していかなければならない。
 -6年前は野党統一候補を擁立し当選を果たしたが、今回選の野党連携は。
 共産党が本県選挙区に候補者を擁立しないとの方針としたのは苦渋の判断だったと思う。立憲民主党県連として、この決断を尊重したい。この決断を基に田名部匡代氏の勝利に向けていきたい。
 -県内における原子力政策への考えは。
 物価高で生活に困っている人がいる中で、今安くできるのは電気。原子力発電を稼働させれば、安くできる。六ケ所村の核燃サイクルを含め、エネルギー政策は現実を直視した中で対応を考える必要がある。
 -本県の投票率低迷は著しいが、要因をどうみているか。
 県民の政治に対する危機意識の問題と考える。政治にそこそこ満足しているわけではないと思うのだが、それが投票行動に結び付いていない。(選挙権年齢が)18歳になったが、ほとんど投票率は変わっていない。
 -田名部匡代氏の参院選での戦い方は。
 相手の自民党候補には組織力ではかなわない。匡代氏のキャラクターを前面に出していきたい。匡代氏は1次産業など時々の課題を捉えて政治に反映させており、それが売りであり、現職の強みでもある。

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