岩木山五十景(秋田幸宏)

 

リンゴと岩木山=5

2008/11/3 月曜日

 

 秋晴れの中、ぶらりとアップルロードを車で走ると、名前の通り、道の両側にはリンゴがたわわに実っていて岩木山とよく似合う。
 山からしみ出る水と津軽の空気がほどよくリンゴの色をつくるのだろうか。ときどき吹く風にリンゴが揺れて、リンゴの詩が聞こえるような気がした。
 そんな時、岩木山を撮ろうか、リンゴを撮ろうかいつも迷う。しかし、いつもリンゴと岩木山のコンビになってしまう。
 心に残る一枚の風景です。赤いリンゴが収穫の時を待っています。

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秋晴れの岩木山=6

2008/11/17 月曜日

 

 秋晴れが続き、岩木山もすっかり紅葉して山頂の初冠雪も間もなく。里では収穫作業に追われている。
 そんな時、撮影場所を探しながら運転していると、いろいろな風景に出合う。
 休憩時に岩木山を眺めてお茶を飲んでいる人、携帯電話で写真を撮っている人。
 やっぱり岩木山は津軽の故郷なのだと感じながら、自分もカメラを持って岩木山に向かっていた。

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赤倉の紅葉=7

2008/11/24 月曜日

 

 今まで岩木山を撮り続けてきたが、初めて赤倉の噴火口を撮影する気になり、下見することにした。
 地図を見て、登山道を鬼の土俵といわれる場所まで登ると赤倉の噴火口が見える。今度は何年か前に工事を終えた道路を車で行き、撮影場所を決めた。
 信者が修行する場所らしい。ここから探索することにし、沢底を登り途中から左の急斜面のブナ林の道を登る。上に行くとコメツガが目につく。そしてまた鬼の土俵に出た。
 あとは天候待ちとなったが、北斜面に日が差し込む時間は一瞬。チャンスに恵まれた写真です。

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初冠雪の山頂=8

2008/12/1 月曜日

 

 朝、目が覚めると寒かった。朝飯を食べ終わり、岩木山を見ると白い山頂が見えた。早速カメラをバッグに詰め込み出掛ける。
 途中のブナ林も美しかったが、止まることなく八合目まで行く。
 リフトが動き始める間にシャッターを押した。リフトがなかなか動かないので足で登ることにした。
 鳥海山に登り、霧氷のナナカマドを撮影していると声がしたので振り向くと、登山者が歓声を上げていた。

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初冬の岩木山=9

2008/12/8 月曜日

 

 12月に入ると岩木山は冬景色一色。久しぶりに志賀坊高原に出向いた。
 いつも夕日を見るポイントだが、今の時期は初めて。ほとんど人はいない。空気が澄み切って岩木山もはっきり見え、写真日和だ。
 岩木山のナナカマドは雪に覆われているのに、ここはまだ盛り。
 こんな素晴らしい岩木山を見られる人々は幸せです。

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