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宿泊・貸し切り風呂用の浴室ははっ水加工の畳敷きにリニューアル |
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山のホテルの外観 |
言わずと知れた、岩木山麓の名湯・嶽温泉にある「山のホテル」。約350年の歴史を持ち、山菜などをふんだんに使った名物の釜飯・マタギ飯でもその名を知られる。
かつては岩木旅館の名で長く湯治場として愛されていたが、平成に入り建物も新たに、山のホテルとしてリニューアルした。
嶽温泉の泉質は三大美人泉質の一つと言われる硫黄泉で、肌がつるつるになると評判。また神経痛、冷え性、リウマチ性疾患などにも効果があると言われる。源泉は熱めとぬるめの2本あり、お湯はこれをブレンドした源泉掛け流しで、山のホテルでは42~43度程度に調整。湯冷めしにくくぽかぽかと長く体が温かいのも特徴だ。月1回行われる嶽温泉の「湯花流し」の日に当たれば、普段より濃厚な真っ白になった湯を楽しめる。
2月末からは、宿泊者と貸し切り風呂用の浴室を畳敷きにリニューアル。浴槽脇に寝転がってお湯を楽しむ「トド寝」ができるほか、保温やすべりにくいという特徴もあり、小さな子どもがいる家族連れにも人気が高い。
▽メモ
住所は弘前市常盤野字湯の沢19。日帰り入浴は午前11時~午後3時。大人500円、子ども300円。貸し切り風呂は50分1650円、80分2200円。3月31日までは、浴場貸し切りプラン(マタギ飯定食、アメニティなどがついて1人5000円)も実施中。電話0172―83―2329。不定期の休館日あり。
日帰り入浴でマタギ飯を召し上がりたい方は、入浴前に注文するのがお薦めです。40分程度炊き上がりに時間がかかるので、お湯から上がった頃にちょうど出来上がります。お食事をされた方は入浴料金が200円引きになります。 |