ぶらり津軽の温泉巡り

 

柏木温泉(平川)=32

2020/7/3 金曜日

 

温度が違う二つの内風呂のほか、薬草が染み込んだ露天風呂や家族風呂がある柏木温泉
柏木温泉外観

 平川市の弘南鉄道平賀駅から徒歩10分ほどの場所にある「柏木温泉」。熱めの温泉で地元の人たちの憩いの場となっており、日帰りや宿泊客などが訪れる掛け流し温泉だ。
 泉質はナトリウム塩化物泉でpH値8・2の弱アルカリ性。肌への刺激が少なく、肌が弱い人や敏感肌の人でも安心して入浴でき、冬でもなかなか湯冷めしないほど、体が内側から温まる。効能は筋肉痛、神経痛、関節痛、切り傷、末梢循環障害、冷え性など。
 源泉の温度が49・3度と高いため加水はしているものの、毎分約300リットルの湯が湧き出ており、常に湯が交換され、清潔さを保っている。屋内の浴場は、42度前後の浴槽と熱めの44度前後の浴槽に分かれている。
 露天風呂は1週間ごとに異なるハーブを入れた薬草風呂となっている。疲労回復やリラクセーション効果があるとされるミント、炎症を抑えたり自律神経を整えたりするとされるラベンダー、抗菌作用や抗酸化作用が期待されるローズマリーなど。
 宿泊した場合は四季折々、津軽の特産品などを使った心尽くしの料理も楽しめる。
 現在は新型コロナウイルス対策として時間を区切って営業している。営業時間は月曜から土曜が午前6~9時と午後4~8時、日曜日は午前6時~午後8時。

 

 ▽メモ
 住所は平川市柏木町柳田227の2。弘南鉄道平賀駅から徒歩10分、弘前駅から車で20分ほど。大人400円、小学生150円、幼児(3~6歳)60円。家族風呂はお座敷無しが60分1100円、お座敷有りが60分1400円。電話0172―44―7600。

 

スタッフ
田中みな子さん

 私自身、仕事が終わった後などにお湯に漬かっていますが、ここの温泉はとてもさっぱりしていて、漬かるようになってからは風邪を引いたことがありません。
 観光客や学生さんも利用されますが、地元の人たちにも愛され、顔を合わせれば和気あいあいと話をする、皆さんの交流の場としても親しまれています。
 今は時節柄、たくさんの人が集まることも難しいので、早く以前のように安心して人が集えるようになってほしいと思います。

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青荷温泉(黒石)=31

2020/6/25 木曜日

 

露天風呂をはじめ、特色ある四つの風呂が楽しめる
ランプの宿「青荷温泉」の外観

 南八甲田の麓、青荷渓谷渓流沿いの大自然に抱かれるように、ひっそりとたたずむランプの宿「青荷温泉」。1929年に黒石市出身の詩人・歌人の丹羽洋岳が開湯。湯小屋やつり橋などが整備されていき、戦後にランプの宿として多くの人々に知られるようになった。
 ランプの宿の名が示すように客室にコンセントはなく、訪れた人々は合計約300個のランプが照らす温かな明かりと共に、大自然の中でゆっくりと流れる時間を過ごす。本館と離れの3棟があり、温泉が湧き出る名物の露天風呂をはじめ、龍神の滝を眺めることができる滝見の湯、県産総ヒバ造りの健六の湯、内風呂と特色ある四つの湯が体と心を癒やす(足湯もあり)。源泉温度は47度。泉質はすっきりと澄んで肌に優しい単純泉で、神経痛や冷え性、慢性消化器病、運動まひなどに効能があるという。
 旬の山菜や川魚などをふんだんに使った飾らない田舎料理を存分に味わえるほか、春はミズバショウや桜、夏は渓流沿いのアジサイ、秋は紅葉、冬は降りしきる雪とランプが織り成す幻想的な風景といった四季折々の自然の姿を楽しむことができる。つり橋からさらに奥にある十方堂では年に一度、大祭が行われる。

 ▽メモ
 住所は黒石市沖浦字青荷沢滝ノ上1の7。日帰り入浴は午前10時から午後3時までで入館料は540円(入浴料込み)昼食を合わせたお得な日帰りプラン(1350円)などもある(団体不可、前日までの予約が必要)。問い合わせは同温泉(電話0172―54―8588)へ。

 

社長・
原田篤久
さん

 大自然の中でお湯に浸かり、夜には約300のランプの明かりがつくる幻想的な世界で星空を眺めるなど、穏やかな時間を過ごしていただきたいです。お客さまからは自己としっかり向き合う時間ができたなどと好評を頂いております。
 電気がないため、客室にはテレビやドライヤーなどはなく、携帯電話も圏外となってしまうような環境ですが、忙しい日々をいったん忘れ、デジタルデトックスをしてみてはいかがでしょうか。

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健康温泉桃太郎(弘前)=30

2020/6/23 火曜日

 

多くの常連客でにぎわう健康温泉桃太郎の内風呂
健康温泉桃太郎の外観

 国道102号を弘前市の中心地から黒石市方面へ進むと、右手に桃太郎一行が描かれた看板が見えてくる。健康温泉桃太郎だ。多くの利用者に健康になってもらいたいと願いながら、早朝から常連客を出迎えている。
 経営者一戸繁輝さんの父繁甫さんが、自宅の近くから湧き出た温泉を近所に住む人たちに開放すると好評だったため、1987年に公衆浴場施設として開業。「地域で一番の温泉を目指す」という目標から健康温泉桃太郎と名付けられた。30年以上にわたって多くの温泉愛好家に親しまれ、毎日早朝から入浴客でにぎわっている。
 大浴場と露天風呂、家族風呂などが備えられている。源泉は無色透明のアルカリ性で、疲労回復やリウマチによく効くとされている。北海道産の鉱石ブラックシリカを内湯に入れており、遠赤外線効果で体中が熱くなる。熱めのお湯が特徴で、湯上がりからしばらくは汗が滝のように流れるため、湯冷めには要注意だ。県内でも珍しい炭酸泉や、開放感のある露天風呂も忘れずに入っておきたい。

 

 ▽メモ
 住所は弘前市新里字下樋田66の1。料金は大人220円、小学生100円、未就学児50円(いずれも税込み)。通常営業は午前6時から午後11時までだが、現在は新型コロナウイルスの影響で午後10時までに短縮している。年中無休だがメンテナンスのため休業することもある。問い合わせは電話0172―28―3211へ。

 

おかみ
一戸ちよみ
さん

 熱めの源泉を掛け流している内風呂や、青森でも珍しい人工炭酸泉、露天風呂を用意しています。発汗作用がありますので、汗と一緒に日ごろの疲労やストレスを吹き飛ばしてください。
 施設内には食堂や売店も備えていますので、どなたでも気軽にご利用いただければ幸いです。秋には新鮮なリンゴが並びますよ。
 現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入り口での手指消毒や脱衣室の除菌を施しております。安全を確保しながら営業を続けておりますので、安心してご利用いただければ幸いです。

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大坊温泉(平川)=29

2020/5/22 金曜日

 

大坊温泉はなかなか湯冷めしない「風邪引かずの湯」として多くの人に愛されている
「大坊温泉」の外観

 なかなか湯冷めしない温泉のため「風邪引かずの湯」と呼ばれ親しまれている大坊温泉。近くに国道や県道が走っていることもあり、地元住民のみならず近隣自治体からもファンらが訪れる人気の温泉だ。
 平川市大坊地区にあり、1966年に黒鉱探索のため行われたボーリング調査で温泉が湧き出したのが始まり。当初は保養施設として大坊公民館に併設されていたが、82年に新たにボーリング調査したところ、新しい湯が湧いた。現在、約600メートルの地下から約60度の源泉が毎分280リットル以上湧き出している。ナトリウム塩化物温泉で、体が温まり湯冷めしにくいほか、神経痛、関節痛、打ち身、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮膚病などに適応する。
 現在の施設は2008年に移転新築したもの。浴槽は二つに分かれ、一つは42度ほどに設定、もう一つは44度の熱めの湯となっている。源泉が高温のため温度調節で加水しているものの、掛け流しの温泉で、湯は無色透明で臭いもないため、入りやすい。
 営業は年中無休。毎月1日は回数券特売日として12枚組通常4000円を1枚増やし13枚4000円に。毎月26日「風呂の日」は、大人入浴券を購入した人に無料入浴券1枚を進呈している。営業開始時間から午前8時までは朝風呂サービスとして大人入浴券を50円引きにするなど、さまざまなサービスを行っている。

 

 ▽メモ
 住所は平川市大坊字竹内28の1。東北自動車道弘前大鰐インターチェンジから車で5分。営業時間は午前5時半から午後10時まで(毎週月曜日午前9時~正午は清掃のため利用不可)。料金は中学生以上400円、小学生150円、幼児(1歳以上)50円。問い合わせは電話0172―44―3059。

 

支配人・

古川静雄さん

 「風邪引かずの湯」と呼ばれている通り、一度入るとなかなか湯冷めしないほど体が温まるのが特徴の温泉。アトピーなど皮膚に炎症がある人らの中には「ここの温泉に漬かるとあずましく眠れる」とおっしゃってくれる人もいる。
 大きい道路が近くを走っているので、地元の農家ら以外にも近隣から多くの人が訪れている。ぬるめの湯と熱めの湯に分かれているので、好みの温度で楽しんでほしい。

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三世寺温泉(弘前)=28

2020/4/23 木曜日

 

熱めの源泉が掛け流されている三世寺温泉の内風呂
三世寺温泉の外観

 県道37号弘前柏線を弘前市から板柳町方面へ向かい、曲がりくねった道をひたすら進んで住宅地を抜けると、Y字路手前の右手に見えてくるのが、特徴的な外観の三世寺温泉だ。
 同市の三上砕石(三上清一郎代表取締役)が運営。先代の代表取締役三上清蔵さんが自ら取得した土地を掘ったところ、温泉が湧き出たため、1986年に公衆浴場として開業した。以来、地元住人はもちろん、津軽各地の温泉好きたちから愛されている。
 浴場には男女ともに三つの内風呂とサウナを設けており、中央の湯船には42~45度の源泉が掛け流されている。ナトリウム塩化物温泉で筋肉、神経、関節の痛みや冷え症に効果がある。このほか、家族風呂も3室備えており、喜ばれている。
 浴場内には湯気や熱気が立ち込め、湯船に漬かってもいないうちから額を汗が滝のように流れる。意を決して足を踏み入れると、全身が瞬く間に熱せられるように感じる。流れ出すたくさんの汗で、日ごろ蓄積された疲労やストレスなどが吹き飛ぶようだ。
 一部の浴槽は底が深くなっているので、入浴の際はくれぐれも足元にご注意を。

 

 ▽メモ
 住所は弘前市三世寺字鳴瀬101。午前5時から午後10時まで。月に一度、清掃のため休業する以外は年中無休。入浴料は大人350円、小学生150円、未就学児50円。家族風呂は1時間1000円。(いずれも税込み)。問い合わせは電話0172―95―2662へ。

従業員・斉藤良子さん
 肩こりやあせもによく効く熱めの湯が特徴です。上質な石を使用したサウナや家族風呂も備えておりますので、湯船に漬かって節々の痛みを取りサウナでいっぱい汗を流して、疲れを癒やしてください。入浴料も350円とリーズナブルになっています。
 近隣に住む皆さんをはじめ、津軽地方の各地から毎日のように常連のお客さまが訪れてくださいます。熱いお湯が好きな方に限らず、どなたでも気軽にお立ち寄りいただければ幸いです。

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