ぶらり津軽の温泉巡り

 

磯の湯温泉(五所川原)=23

2020/4/2 木曜日

 

肌なじみの良いお湯と岩木山と津軽鉄道を描いた壁画(奥)が客を癒やす
とんがり屋根の塔が目印の磯の湯温泉外観

 入り口のドアを開けてロビーに目をやると、卓球台があり、昭和のお茶の間を再現した小上がりにちゃぶ台とファミコンコーナー。壁にはレトロなイラストのホーロー看板が飾られ、昭和の雰囲気が漂う磯の湯温泉。創業は40年ほど前で、当時のはやりを反映したと思われる浴場もタイル張りでどこか懐かしい。湯船に足を入れると思いの外、深く、初めて利用する人は驚くだろう。
 五所川原の中心街にあり、地域住民が風呂道具を片手に歩いて来たり、自転車で来たりと、まさに街の公衆浴場。湯は43度のナトリウム塩化物泉。湯船は熱湯とぬる湯2種類のほか、95度の高温サウナ、水道水を利用した15度の水風呂がある。
 運営会社タグボート(平川市)の水口清人代表取締役は「最初は熱く感じるかもしれないが、肌なじみが良いので長く漬かっていられる」と紹介。「温泉に入ってさっぱりした後はゆっくり新聞を読み、お客さん同士で言葉を交わす。そんな地域の社交場であり、日課の一部になってほしい」と話す。
 ファン感謝デーには入浴料が100円になるとあって、1日の利用客は普段の倍の400~500人になることも。子どもの入浴料が無料になる日もあり、工夫を凝らしたイベントも魅力の一つだ。

 

 ▽メモ
 住所は五所川原市下平井町219。JR五所川原駅から車で5分ほど。営業時間は午前4時半~午後10時、年中無休。入浴料は大人(中学生以上)390円、小学生150円、幼児(小学生未満)60円。電話0173―35―0568。

 

小野美智子さん

 磯の湯温泉のお湯は温かさが長持ちして、お肌がすべすべになる美肌の湯。最近、浴場内の壁に五所川原から見える岩木山と津軽鉄道を描いた風景画が飾られました。お客さんからは「癒やされる」と好評です。
 常連客も多くて、皆さんフレンドリー。お客さんの年代が幅広いのが特徴で、朝は出勤前の人、日中はシニア世代、夜は親子連れや会社帰りの人などが多く見られます。そば屋もありますよ。

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百沢温泉(弘前)=22

2020/4/1 水曜日

 

源泉掛け流しの3種類の浴槽を楽しむことができる百沢温泉
百沢温泉の外観

 弘前市百沢の岩木山神社近くにある百沢温泉。腰痛などによく効くとされる熱めのお湯が特徴で、30年以上にわたり地元住民や観光客らから親しまれている。
 弘前市中心部から車で約30分。県道弘前鯵ケ沢線を岩木山方面へ向かい、岩木山神社を過ぎると右手に見えてくる「百沢温泉」の看板を右折。細く曲がりくねった道を進むと、えんじ色の外観が目を引く百沢温泉に至る。
 もともと「朝妻荘」という旅館だった施設を、1982年に同市のせんべい製造会社オーケー製菓が従業員の保養施設として買い取ったもの。83年に地元住民の要望を受け、同社が運営会社百沢温泉を設立し公衆浴場として開業した。
 泉質はナトリウム、マグネシウム、カルシウムなどを含んだ塩化物・炭酸水素塩泉。腰痛や神経痛への効能があり、疲労回復と健康増進につながる。44度の源泉掛け流しで3種類の浴槽があり、熱めのにごり湯にじっくり漬かれば体中が軽くなること間違いなしだ。
 施設ではあたご温泉(弘前市)と広田温泉、金太郎温泉(いずれも五所川原市)でも使える共通入浴券(税込み3100円)も販売している。

 

 ▽メモ
 住所は弘前市百沢字寺沢290の9。入浴料は大人330円、小学生160円、未就学児60円。家族風呂は1時間1300円。個室での休憩は1000円、ホールでの休憩は600円が別途で掛かる(いずれも税込み)。定休日は毎月第4水曜日。問い合わせは同施設(電話0172―83―2226)へ。

 

管理人・
南竜介さん

 熱めのお湯を源泉掛け流しで提供しております。腰痛などによく効くとお客さまから好評で、近隣の旅館に泊まられている方がわざわざ入りにいらっしゃることもあります。
 地元の皆さんだけではなく、休日には観光客の利用も多いです。夏場は岩木山に登山される方が、冬場は百沢スキー場でスキーを楽しむ方がよく立ち寄ります。近くに来た際はぜひ立ち寄ってリフレッシュしていただければ幸いです。

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鯵ケ沢高原温泉(鯵ケ沢)=21

2020/3/29 日曜日

 

露天風呂と眼下に広がる景色
2階に鯵ケ沢高原温泉があるホテルの外観

 雄大な岩木山の麓にあるロックウッド・ホテル&スパ(鯵ケ沢町)はゴルフにスキー、宿泊が楽しめるほか、「スパ」の名の通り温泉も施設の魅力の一つ。ホテル2階にある鯵ケ沢高原温泉では、眼下に広がる街並みや日本海の景色を楽しみながら、スキーやゴルフで疲れた体を癒やしたい。
 源泉は、温泉名にある通り、ホテル近くにある。泉質は「ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)」。効能として神経痛や筋肉痛、関節痛などが挙げられる一方、温泉水に含まれる「ナトリウム―炭酸水素塩」には、肌の余分な皮脂を洗い流す効果があるとされ、「肌がツルツルになる」と利用客の人気を集めている。
 温泉施設は男性用、女性用にそれぞれ内湯と露天風呂が一つずつ。決して広くはないものの、浴室に入った瞬間、窓越しに見事な光景が広がる。眺望できる景色は各浴室で異なるが、男性用では鯵ケ沢町の街並みや日本海を見渡せる。そして、季節ごとに異なる自然の移ろいも楽しめる。
 料金は中学生以上1500円、小学生680円、幼児無料。

 

 ▽メモ
 新青森駅から車で、国道経由で約1時間10分、弘前駅からは県道岩木山環状線経由で約40分。送迎はなし。住所は鯵ケ沢町鯵ケ沢高原。営業時間は日帰りの場合、正午から午後5時まで。ホテルのメンテナンス期間(今春は29日夕から4月18日まで)を除き無休。電話0173―72―1011。

 

葛西留美さん(フロント
担当)

 当温泉は美肌効果で肌がツルツルになり、温度も41度と適温。浴場内は仕切りがあるので、隣を気にせずに体を洗うことができます。
 シャンプーなどのアメニティー(備品)も人気があり、女性用にはパウダールームを設けているため、ゆっくり化粧ができます。つまり、お肌に関しては何もお持ちにならなくても大丈夫です。ゴルフの後の入浴は最高です。ゴルフ場利用者には温泉無料券を進呈しています。

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梅沢温泉(鶴田)=20

2020/3/26 木曜日

 

張り紙には「みんなが体を養生するに来る温泉です」―。こぢんまりとしたたたずまいながら、「薬湯」と名高い
上質な湯を求め、鶴田町郊外の梅沢地区にある施設に多くの人が集まる

 蓄膿(ちくのう)症に利いた、やけどの痕が消えた…。鶴田町の郊外に、さまざまな効能があるとうわさされる「薬湯」が存在する。素朴なたたずまいの「梅沢温泉」。黒い湯の花が沈む場所としても有名だ。
 「『お湯が湧いた!』って叫んで。入るとこんな良い湯だったなんて…」。おかみの鈴木良子さん(84)は、温泉を堀り当てた当時の喜びをこう振り返る。湯の質が口コミで広がり、今や町内外から多くの人が訪れる。
 朝から天気が荒れた日に実際に入ってみた。とにかく熱く、ひりひりする。でも肌触りがとても良く、上質で癖になりそうだ。口に含むとほのかに塩気がする。
 常連客いわく、天候によって湯の質が変わるとか。穏やかな天候の朝にもう一度入浴してみると、入りやすい温度になった気が…。味は、少し塩気が薄まったような感じも。まるで生きているかのような湯質で、入るたびに新たな発見がある。受付はなく、料金の200円を置くだけ。「もうけるためじゃないから」とあっけらかんとした鈴木さん。
 梅沢地区も人口が減り、「梅沢」の名を冠する施設も少なくなった。だが今年度、時代は万葉集にある梅の花の歌の序文から取った元号に変わった。「梅沢の名を残したい」。静かに決意する鈴木さんが令和の時代も見守るのは、ちょっと刺激的で体に良いとされる、まさに梅沢の湯。入浴、おかわり!

 

 ▽メモ
 住所は鶴田町横萢松倉51。午前6時~午後9時。無休。電話0173―28―3150。

おかみ・鈴木良子さん
 さまざまな病気や花粉症、やけどの跡…。特に宣伝したわけでもないのですが、町内外から何かを治したい人がよく訪れている、とにかく体に良い「薬湯」です。関東の大学の研究者がお湯を調べに来たこともあります。私は朝晩にお湯を一杯ずつ飲んで、健康を維持しています。源泉掛け流しで温度は50度ほど。熱いけれど入るとからっとした汗が流れます。
 「黒い湯の花の温泉」としても有名です。正体は落ち葉などでは―と東京から来た方が言っていました。浴槽の中も黒く見えますが、実際は無色です。

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館田温泉(平川)=19

2020/3/22 日曜日

 

リニューアル時に新設した露天風呂は、塀や屋根を設けつつも開放感のある造り
熱の湯「館田温泉」の外観

 平川市館田地区に1985年創業した熱の湯「館田温泉」。「館田」の名前を広めようと始まった温泉は「熱の湯」の名の通り、熱めの掛け流し温泉で身も心も温まる。2007年に露天風呂や家族風呂などをリニューアル。地元住民だけでなく、弘前から訪れる人も多い。
 泉質はナトリウム塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、肌の潤いを保ちながら、湯冷めしにくく、血行が促進されて体の中から温まる。源泉が高温のため加水しているが、温度は45度ほどあり「熱い湯だから入った気持ちになる」と利用客の評判はいい。
 早朝から営業しており、内風呂の大浴場と露天風呂を楽しめる。露天風呂は塀が高く屋根が掛けられているが、開放感のある造り。家族風呂はバリアフリーとなっており、車いす利用者や足腰が弱い人でも気兼ねなく漬かれる。
 ロビーには休憩用の個室のほか、70人ほどが入る大広間もある。団体客だけでなく、地元住民がカラオケを楽しむなど憩いの場にもなっており、多くの人に愛されている。

 

 ▽メモ
 住所は平川市館田前田278の3。弘前市から車で約20分、弘南鉄道館田駅から徒歩5分ほど。営業時間は午前5時半から午後10時までで、年中無休。入浴料は大人(中学生以上)400円(午前5時半~8時は300円)、小学生150円、幼児50円。家族風呂は1時間1300円。問い合わせは電話0172―44―8565。

 

山谷純子
代表

 「熱の湯」の通り、熱い温泉でとにかく体が温まります。足腰が悪い人でも入浴後、調子が良くて持ってきたつえを忘れてしまう人もいます。
 地元の人たちがカラオケなどを利用して楽しんで交流しており、場所を提供している私自身も楽しく感じています。
 また、館田温泉主催で四季ごとに花見や紅葉、カラオケ大会などのイベントを開催しており、温泉と一緒に楽しんでくれる人も多いです。

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