「安倍内閣の暴走を止めなければならない」と訴える三上代表

 ―今回の参院選の争点や有権者に訴えたいことは。
 政権そのものが問われる選挙ではなく、今後の日本の政治のありよう、日本として進むべき道といった基本的な姿勢が争われるのではないか。
 老後資金の問題にしても、国民生活にしっかり向き合って現状を認め、その上でどうするのかを正面から考え、国民の不安に耳を傾けるという当たり前の政治に立ち戻らなければならない。国民生活を守り、日本の食料自給率を高め、平和的な外交を通じて世界に貢献し信頼を改めて確保する必要がある。そのためには安倍内閣の暴走を止めなければならない。
 ―前回選同様に野党が共闘するという構図だが。
 全国32の選挙区で幸いにして野党共闘が実現し、候補の一本化が達成された。こうした状況を生かし、お互いに考え方も歴史もさまざま違うが、その違いを認め合い、乗り越えて、力を合わせて勝ち抜きたい。
 ―具体的にはどう連携していくのか。
 立憲民主党は県連発足から1年ほどで、県内各地域の組織体制がまだ脆弱(ぜいじゃく)な状態。その手薄な部分を助け合いながらやっていきたい。支持者への声掛けのほか、本県選挙区に野党統一候補として立候補予定の小田切達氏(立憲公認)を招いた社民党の演説会を行うなど、支持の輪を広げるための取り組みを考えている。
 ―比例については。
 目標は全県で3万1000票。社民党は今回の得票結果によっては国政政党の要件を失う可能性があるので、全国で最低2議席、得票率2%以上を確保するために戦いたい。
 選挙区は立憲民主党で、比例は別な政党にというのは一般市民から見ると面倒な判断になると思う。社民党にとっては厳しい戦いになるだろうが、そこは覚悟の上で、選挙区は小田切氏勝利に向けて行動すると同時に、社民党の訴えもしっかり浸透させ、政党への信頼を集める取り組みに全力を挙げたい。