’19参院選あおもり 政党代表に聞く

 

共産党県委員会 畑中孝之委員長=5

2019/7/2 火曜日

 

「安倍政権に審判を下そうという世論を高めたい」と話す畑中委員長

 ―今回の参院選の位置付けは。前回選から3年が過ぎたが、現政権をどう見ているか。
 憲法改悪による戦争をする国づくり、景気状況がマイナス下での消費増税を進めようとしているほか、日本政治のモラルを破壊する独裁政治を進めてきた。今回選は「安倍暴走政治にさよなら」の審判を下す選挙にしたい。市民と野党の共闘による大きな力で勝利し、共産党が躍進することで自公を少数に追い込みたい。
 ―「老後2000万円問題」が話題だが、党の考える対応策は。
 (公的年金の給付額を抑える)「マクロ経済スライド」は自動的に年金が削減される仕組み。41歳の夫婦が65歳で年金を受け取るまでに1600万円が削減される。この仕組みを廃止して減らない年金制度を実現し、低年金を底上げして安心できる年金制度にすることが今回選の大きな争点。(実現には)消費税に頼らない財源確保の政策を打ち出す共産党の躍進が必要だ。
 ―自民現職と野党統一候補の一騎打ちの構図が濃厚だ。勝つために、野党共闘はどうあるべきと考えるか。
 野党共闘での勝利は、自民に変わる選択肢として県民から期待や信頼の評価をいただくことが必要。市民と野党が力を合わせ、1票で政治を変えられると思える(野党間の)共通政策を有権者に示し、安倍政権に審判を下そうという世論を高める運動を展開していく。小田切氏の活動や政策を理解してもらえる努力が求められる。
 ―浮動票が多い青森市で票を取り込むための戦略は。
 全県に影響をもたらす県庁所在地で相手候補の得票を上回ることが重要。前回選でも3市で得票を上回り、当選の大きな要因となった。自民党政治や安倍政権に対し「ノー」とする無党派層が多いだけに、政治を変えようとする世論をどれだけ高められるかに懸かっている。青森市には党の県議や市議6人がいる。小田切さんを勝利に導くため、青森市で集会や支持の呼び掛けなどの運動を展開し、併せて比例で共産票を伸ばしていきたい。

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社民党県連 三上武志代表=6・完

2019/7/3 水曜日

 

「安倍内閣の暴走を止めなければならない」と訴える三上代表

 ―今回の参院選の争点や有権者に訴えたいことは。
 政権そのものが問われる選挙ではなく、今後の日本の政治のありよう、日本として進むべき道といった基本的な姿勢が争われるのではないか。
 老後資金の問題にしても、国民生活にしっかり向き合って現状を認め、その上でどうするのかを正面から考え、国民の不安に耳を傾けるという当たり前の政治に立ち戻らなければならない。国民生活を守り、日本の食料自給率を高め、平和的な外交を通じて世界に貢献し信頼を改めて確保する必要がある。そのためには安倍内閣の暴走を止めなければならない。
 ―前回選同様に野党が共闘するという構図だが。
 全国32の選挙区で幸いにして野党共闘が実現し、候補の一本化が達成された。こうした状況を生かし、お互いに考え方も歴史もさまざま違うが、その違いを認め合い、乗り越えて、力を合わせて勝ち抜きたい。
 ―具体的にはどう連携していくのか。
 立憲民主党は県連発足から1年ほどで、県内各地域の組織体制がまだ脆弱(ぜいじゃく)な状態。その手薄な部分を助け合いながらやっていきたい。支持者への声掛けのほか、本県選挙区に野党統一候補として立候補予定の小田切達氏(立憲公認)を招いた社民党の演説会を行うなど、支持の輪を広げるための取り組みを考えている。
 ―比例については。
 目標は全県で3万1000票。社民党は今回の得票結果によっては国政政党の要件を失う可能性があるので、全国で最低2議席、得票率2%以上を確保するために戦いたい。
 選挙区は立憲民主党で、比例は別な政党にというのは一般市民から見ると面倒な判断になると思う。社民党にとっては厳しい戦いになるだろうが、そこは覚悟の上で、選挙区は小田切氏勝利に向けて行動すると同時に、社民党の訴えもしっかり浸透させ、政党への信頼を集める取り組みに全力を挙げたい。

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