2019 迫る県議選

 

2019/3/2 土曜日

 

  統一地方選のトップを切って行われる県議選は、29日の告示まで1カ月を切った。県内16選挙区の情勢を追った。

 

 

 

 

 

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弘前市=1

 

  「少数激戦の油断できない選挙だ」。弘前市選挙区は定数6に対し現職6人と新人1人が名乗りを上げている。さらに別の新人出馬の可能性も取り沙汰されるが、「この時期に出馬表明していないなら出ないだろう」(選挙関係者)との見方がもっぱらで、6議席を7人で争う構図になるとの見方が強まっている。
 自民は現職の岡元行人、齊藤爾、谷川政人の3人を公認。公明の推薦も受け、全員当選を目指す。
 ある自民関係者は「県議選は組織というより候補者本人と、その普段の活動」と自信をのぞかせるが、別の関係者は「弘前には昔から反体制を支持する一定の保守層がいる。参院選に向け野党連携が進めば、県議選での票の動きも変わるかもしれない」と危機感を募らせる。
 また前回の激戦で落選したベテラン西谷洌、相馬●一が獲得した1万以上の票がどこに流れるのかも、読み切れない材料の一つだ。
 5期目に挑む岡元の陣営は「本人は体力の続く限り走り回るスタイル。この行動力が岡元の原点」とし、インターネットなども活用しながら若い世代にも届く選挙戦を目指す。
 岩木地区を中心とした支持基盤を持つ齊藤は、2期8年間の実績を訴えながら、小まめに足を使った選挙戦を展開し、地道に票の積み上げを図る構えだ。
 谷川陣営は、過去に故木村太郎衆院議員の秘書を務めた谷川を「木村直系」として支持者を鼓舞。「2期目は金メダル(最多得票)で」と組織一丸での勝利を目指す。
 当初は現職6人の無投票当選の可能性も指摘されていたが、前回戦で当時の民主から出馬した鶴賀谷貴が今年1月、立憲民主公認での出馬を表明。
 立憲県連は今夏の参院選本県選挙区に弘前市の弁護士小田切達を擁立することを決定。野党連携の動きを強める中、県議選を「参院選へ勢いをつけるためにも、結果は非常に重要」と位置付け、県政での初議席獲得に向け党勢拡大に全力を挙げる構えだ。
 前回トップ当選を果たした共産の安藤晴美は、女性票や与党に対する批判票の受け皿として、4期目に向け支持を広げたい構え。陣営は「参院選で野党連携を進めるためには、共産自身が県議選で躍進する必要がある」と強調する。
 無所属の川村悟は前回3番目の得票数で当選しており、一定の支持層を持つ。組合組織など立憲の支持層と重なる部分もあるが、4期目に向け陣営は「守りにいても仕方がないがんがん攻める」と士気高く挑む構えだ。
 立候補予定者の中で最年少になるとみられる菊池勲は、無所属ながら公明の推薦を受け、若手経営者組織などの支援も受けながら活動。若さと行動力を前面に出しながら、2期目を目指す。
 ある選挙関係者は「今回は誰かが一人勝ちをする選挙というより、ひたすら地道に戦いながら得票を積み上げようとする選挙。厳しい戦いになる」と話した。
(敬称略)
※●は金へんに昌

◎立候補予定者
【弘前市】(定数6)
岡元 行人
齊藤  爾
谷川 政人
川村  悟
菊池  勲
安藤 晴美
鶴賀谷 貴
54
48
49
71
37
67
56
自現(4)
自現(2)
自現(1)
無現(3)
無現(1)
共現(3)
立新

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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