観桜会の観光ポスターの推移を見るには、平成七年(一九九五)に弘前公園の誕生百年を記念し、陸奥新報社が出版の「弘前公園愛されて一〇〇年」が好著。
 『懐かしのポスター展』で紹介されている最古は、昭和二十七年(一九五二)ながら、昭和三〇年代の棟方志功の原画や、平成の画像加工まで、時代の移り変わりを充分味わうことが出来ましょう。
 しかし、残念ながら随分むかしの発行で、入手は困難かもしれませぬ。そんなときには、ときどき、さくらまつり前に特集される新聞記事に期待しましょっ!
 現物を更にご覧になりたい御仁方は、観光館二階に特設展示されております。
 以前に、観桜会の歴史を調べたことがありますが、新聞でも毎年のポスターが掲載されている訳じゃないのですよ。
 そんな中、一枚目は昭和十六年(一九四一)の弘前新聞掲載の例。下に書かれた発行元「青森運輸事務所」が、紙上で確認できないけど、写真構図は完全一致。
 天守や城門が旧法で国宝指定された昭和十二年(一九三七)のものも、「青森運輸事務所」の記載例がありますよっ。
 そして登場するのが、大阪万国博覧会のポスター。南内門脇にある最古の桜の先に、天守がそびえ立ち、美人が散策。「Japan」といえば、弘前の桜なのだって、こりゃぁ嬉しいねぇ!