地元で「山の神」とされる神木「十二本ヤス」の大きさに感嘆する参加者

 奥津軽トレイルツアーに5月以降、組み込まれるのが、津軽らしい食材を使い胃に負担とならない「トレ弁」だ。身欠きニシンや漬物、金木出身の作家・太宰治も好んだ若生おにぎりなどで、適度に塩分補給もできる。
 ちなみにコース内はトイレが1カ所設置されていたが、残念ながら冬期間扱いでまだ使用できなかった。今後のツアーについても、山などで使用する簡易トイレを持参するのがベストだろう。
 昼食後はこの日のツアー最大の見どころである、樹齢800年以上とされる青森ヒバの神木「十二本ヤス」へ。現地では今も山の神として崇敬される。参加者は元気倶楽部が持参したシートを背に横になり、静かな山中で巨大な十二本ヤスをしばし仰ぎ見ながら、山の中ならではの癒やしの時を堪能した。
 運動不足の記者は当日、生まれたての小鹿のごときおぼつかない足取りで帰宅したが、盛大な筋肉痛に悩まされたわけでもなく「奥津軽トレイルは運動不足でも挑戦できる」と実感した。できれば次回も挑戦したい。
 ※奥津軽トレイルは11月まで毎月1回開催予定。問い合わせはNPO法人かなぎ元気倶楽部の奥津軽トレイル事務局(電話0173―54―1616)へ。