2015 県議選まで1カ月

 

青森市、東郡=4

2015/3/7 土曜日

 

■青森市
 定数10に対し、現職10人、元職1人、新人1人が立候補を表明している。現行の区割りとなった2007年以降で立候補者数は最少。当落線上での激しい争いも予想される。
 昨年12月の衆院選で青森市を含む1区は自民党が現有議席を確保する一方、民主、維新、社民の3党が共闘した野党側も維新が比例復活を果たすなど県都をめぐる政治情勢は流動的。自民と距離を置く青森市長、市議選や衆院選の低投票率など不確定な要素も多く、浮動票の行方が勝敗を左右しそうだ。
 現有5議席の自民は現職全員が再選に向けて着々と準備を進める。過去4度はいずれも安定した得票を誇る森内之保留、前々回と前回とトップ当選を果たしている高橋修一は組織引き締めに注力。前回返り咲いた山谷清文、現職県議で最年少の花田栄介、昨年4月に復党した奈良岡央も支持固めに余念がない。
 民主党は現職の渋谷哲一が3選を狙う。県政で存在感を示していく上で県都唯一の議席維持は至上命題。前回に続いて党の看板を背負った戦いとなる。
 公明は党県本部代表で現職の伊吹信一が堅い支持基盤を背景に4選をうかがう。共産は現職の諏訪益一を擁立し、現有1議席の維持に全力を注ぐ。反自民の受け皿として存在感を増しており、票の上積みを狙う。
 国政、県政レベルで存在感が薄れている社民は前回失った議席奪還が命題。候補者選考が難航していたが、党県連代表の三上武志が自ら出馬し、党勢回復に向けた戦いに臨む。
 無所属では、現職2人が再選を期す。旧浪岡町長の現職古村一雄は浪岡地区の票固めを図り、都市部の浮動票獲得も狙う。県議会会派では青和会に所属する関良も支持固めを進める。前回次点だった東北電力労組出身の元職一戸富美雄は返り咲きを期し、前回に続いて連合青森の推薦を受けての戦いとなる。
■東郡
 自民党県連幹事長として盤石の支持態勢を築いている現職の神山久志が8期目を目指す。過去2回はいずれも無投票で当選。今回も他に候補者擁立の動きは見られず、無投票の可能性が高まっている。
(文中敬称略)

 

◎立候補予定者
【青森市】(定数10)
森内之保留
山谷 清文
高橋 修一
奈良岡 央
花田 栄介
渋谷 哲一
伊吹 信一
諏訪 益一
三上 武志
古村 一雄
関   良
一戸富美雄
50
57
44
58
33
53
54
70
63
70
56
58
自現[4]
自現[2]
自現[2]
自現[1]
自現[1]
民現[2]
公現[3]
共現[5]
社新   
無現[2]
無現[1]
無元[1]
【東郡】(定数1)

神山 久志

67

自現[7]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※表の見方=左から氏名、年齢、政党(自=自民、民=民主、無=無所属)、現新元職別、[ ]内の数字は当選回数

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八戸市、三戸郡=5

2015/3/8 日曜日

 

■八戸市
 定数8に対し、現職6人、新人3人が立候補を表明しており、少数激戦の様相を呈す。現在欠員1で現有議席は自民党3、民主党3と拮抗(きっこう)しており、今回も勢力争いにしのぎを削る。参院に転身した自民の滝沢求、今期限りで勇退する民主の中村寿文の支持票の行方にも注目が集まる。
 自民は清水悦郎、熊谷雄一、藤川友信の現職3人が再選を期す。滝沢の後任は、滝沢の公設秘書を務めた大崎光明が党公認で出馬することが決定。勢力拡大を図るため、4議席獲得は至上命題となっている。
 前回1議席減らした民主は、現職の田名部定男、山田知と、新人で市議の田中満を擁立し、牙城での議席維持に力を注ぐ。前回1万票余りを獲得した中村が不出馬の意向を示しており、支持票の行方も大きく影響を与えそうだ。
 安定した支持基盤を持つ公明は、現職畠山敬一の議席確保に全力を挙げる。共産は市議の松田勝が党公認を受け初挑戦。県議3人は党県委員会の悲願であり、衆院選で善戦した勢いに乗って初議席獲得を目指す。
 無所属で立候補を予定していた山内卓は支持者の反対などもあり、急きょ出馬を断念した。
■三戸郡
 定数3で、民主が唯一自民を上回る選挙区。現職3人に加え、初挑戦の新人1人が名乗りを上げ、少数激戦の構図がほぼ固まった。過去2回と顔触れが変わり、五戸町を地盤とする民主ベテラン現職と自民系新人の対決が焦点となりそうだ。
 自民は、現職の夏堀浩一が3選を目指すほか、党五戸町支部青年部長を務める無所属新人の對馬孝将が党推薦で出馬する。民主は北紀一、松尾和彦の現職2人を擁立。八戸市同様に牙城の選挙区であり、議席確保に力を注ぐ。
 前回、前々回に続いて自民公認で出馬を予定していた三戸町議の澤田恵が昨年12月に出馬を断念。顔触れが変わったことで、五戸町を地盤とする北、對馬の争いが注目される。5期の実績を誇る北に対し、36歳の對馬は若さを前面に打ち出す。
 夏堀は南部町、松尾は三戸町を地元としており、それぞれ支持固めに注力。選挙区内で「飛び地」となっている階上町の得票もカギとなる。
(文中敬称略)

 

◎立候補予定者
【八戸市】(定数8)
清水 悦郎
熊谷 雄一
藤川 友信
大崎 光明
田名部定男
山田  知
田中  満
畠山 敬一
松田  勝
65
52
66
47
68
45
46
59
67

自現[4]
自現[3]
自現[1]
自新  
民現[5]
民現[3]
民新 
公現[2]
共新 

【三戸郡】(定数3)

夏堀 浩一
北  紀一
松尾 和彦
對馬 孝将

61
73
51
36

自現[2]
民現[5]
民現[3]
無新

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※表の見方=左から氏名、年齢、政党(自=自民、民=民主、無=無所属)、現新元職別、[ ]内の数字は当選回数

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十和田市、三沢市、むつ市、北上郡=6・完

2015/3/9 月曜日

 

■十和田市
 田中順造、丸井裕の自民現職2人と、元衆院議員で新人の中野渡詔子による三つどもえの戦い。前回に続き無投票との見方があったが、中野渡が2月中旬に急きょ名乗りを上げ選挙戦が確定した。
 自民にとっては江渡聡徳衆院議員のお膝元の選挙区であり、議席維持が絶対条件となる。田中、丸井はそれぞれ安定した地盤を有し、組織の引き締め、支持固めに力を注ぐ。
 昨年12月の衆院選に維新の党公認で出馬、落選した中野渡。初挑戦となる県議選は特定の政党にとらわれず無所属で出馬する構えで、元国会議員としての知名度を生かしながら無党派層への浸透を図る。
■三沢市
 自民現職の小桧山吉紀が3選を目指す。他に立候補の動きはなく、前回選に続き無投票となる公算が大きい。
■むつ市
 現職3人、新人2人が名乗りを上げる。自民が3議席独占を維持できるかが焦点だが、前回とは戦いの構図が変わり、混戦となる可能性もある。
 自民現職の越前陽悦、横浜力、菊池憲太郎はいずれも党公認を受け、議席確保に全力を傾ける。前回は横浜が自民公認、越前が自民推薦、菊池が民主推薦で出馬。菊池の自民入りで4年前と情勢が変わり、得票にどう影響するかが注目される。
 新人では、連合青森下北地域協議会議長の藤森友子が民主公認で立候補する。連合青森の推薦も受け、非自民の受け皿を目指す。
 元五戸町議の大久保利夫は反核燃を掲げ、独自の戦いを進める。
■上北郡
 定数4に、現職4人、新人1人が出馬を表明し、少数激戦の様相。過半数を占める自民が現有議席を維持できるかが注目される。
 自民は、工藤慎康が地元七戸町の固い支持層を背景に3選を目指す。前回は党推薦で出馬した蛯沢正勝、沼尾啓一も党公認を受け、再選を期す。ともに東北町を地盤とし、票の行方も注目される。
 無所属では、県議会会派の公明・健政会に所属する吉田絹恵が再選に向け、地元おいらせ町を中心に支持拡大に注力する。
 新人は、元野辺地町議の木明和人が前回に続いて民主公認で出馬。非自民、無党派層の取り込みを図り、議席獲得を目指す。
(文中敬称略)
=終わり=

 

◎立候補予定者
【十和田市】(定数2)
田中 順造
丸井   裕
中野渡詔子
64
58
44
自現[6]
自現[3]
無新 
【三沢市】(定数1)
小桧山吉紀 64 自現[2]
【むつ市】(定数3)
越前 陽悦
横浜  力
菊池憲太郎
藤森 友子
大久保利夫
69
61
46
61
71
自現[4]
自現[1]
自現[1]
民新 
無新 
【上北郡】(定数4)

工藤 慎康
蛯沢 正勝
沼尾 啓一
木明 和人
吉田 絹恵

44
67
67
49
68

自現[2]
自現[1]
自現[1]
民新
無現[1]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※表の見方=左から氏名、年齢、政党(自=自民、民=民主、無=無所属)、現新元職別、[ ]内の数字は当選回数

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