2015 県議選まで半年

 

2014/10/6 月曜日

 

  2015年春の統一地方選のトップを切って行われる県議選(同年4月3日告示、同月12日投開票予定)まで半年となり、今後、出馬に向けた動きが本格化していくとみられる。県内の各選挙区の情勢を追った。

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弘前市=1

 

■弘前市(定数6)
 弘前市選挙区では、現職で当選5回、県議会議長も務めた自民のベテラン西谷洌(70)の動向が注目されている。大病を乗り越え、現場復帰した西谷は10日に弘前市で開く県政報告会の場で進退について言及するとされており、現時点では態度を表明していない。ただ周辺の話を総合すると政治活動の継続に強い意欲があるとされ、出馬する見通しだ。
 西谷以外の現職5人も出馬の意向。このほか民主の候補者擁立の動きに加え、新人の名前も取り沙汰されており、選挙戦になるのは確実な情勢だ。定数6を8人前後で争う少数激戦が想定される。
 西谷以外の現職では自民の岡元行人(50)=当選3回=、齊藤爾(44)=同1回=、前回トップ当選した無所属の相馬●一(77)=同7回=、同じく無所属の川村悟(66)=同2回=がいずれも出馬の意向を示している。共産の安藤晴美(62)=同2回=は既に同党県委員会、党津軽地区委員会の組織決定を経て、共産公認で3期目に挑戦することが確定している。
 現職以外では、民主が候補者擁立に向けて動いている。同党県連は現在11ある空白区の解消に向け、今月24日までの期限で候補者を公募中。党県連は特に定数3以上の全選挙区に候補者を擁立するとしており、党県連は「弘前市選挙区もその一つ」としている。
 公募は公認にこだわらないとし、推薦など民主と協力して地方の政治に取り組む意欲のある人材を広く募集し、支援する考えだ。
 2007年、11年と2回連続で挑戦し、いずれも次点だった元弘前市議の成田善一(61)は今後の対応について「まだ結論が出ていない。11月半ばまでに決めたい」と出馬を検討していることを明らかにした。出馬する場合は無所属を貫く考えだ。
 このほか、弘前市議で自民の谷川政人(44)は現時点で態度を明らかにしていないものの、出馬が確実視されている。同じく弘前市議の菊池勲(33)、畑山聡(60)の名前が取り沙汰されており、今後の動向が注目される。参戦を決めれば3人とも初挑戦となる。
 前回、民主公認で挑み、敗れた元弘前市議の松橋武史(43)は現在党を離れており「地元後援会の強い要請があった」として無所属で弘前市議選への出馬を検討中だとした。
 新人が参戦すれば従来の支持層に少なからず影響を及ぼすことになり、定数6を10人で争った前回同様、混戦模様となりそうだ。(文中敬称略)
※●は金へんに昌

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黒石市、平川市、南郡=2

2014/10/7 火曜日

 

■黒石市(定数1)
 6月の補選で無投票初当選した自民の鳴海惠一郎(42)以外に目立った動きはない。同じ統一地方選で黒石市議選もあり、共産も市議会現有1議席の死守を第一としていることから県議選の候補擁立は難しいとみられ、現時点では無投票となる可能性が高い。
 補選を含め4回連続で無投票となっていることに批判があるが、鳴海は元黒石市長・広道の長男で、県議を辞して同市長になった高樋憲から後継指名された。2人の影響力も大きいことから「鳴海に勝てる候補はいない」との声が聞かれる。鳴海は会合などに積極的に顔を出し、新人らしく低姿勢で接していることへの好意的な受け止めや、次の任期で評価すべきとする有権者も少なくない。

 

■平川市(定数2)
 現平川市長・長尾忠行(65)が市長選出馬のため昨年12月に県議を辞職し欠員1の状況尾上地区を主な地盤とする自民の現職工藤義春(64)=当選1回=が出馬の意向を示すほか、新人で元大鰐町議の山口多喜二(65)も出馬を表明しており、現段階では2人の出馬が確実。山口も自民公認を目指す。
 工藤と同じ尾上地区を主な地盤とし、4選を目指して前回選(2011年)に自民公認で出馬、落選した中村弘(60)は「(対応を)検討中」とし、遅くとも11月中には態度を決めるとしている。
 長尾の地元で、選挙区内で最も有権者数の多い大票田・平賀地区の情勢に注目が集まっている。候補者擁立を模索する動きが水面下であるほか、選挙戦になった場合、工藤、山口が同地区にどこまで食い込めるかもカギになる。工藤は「誰が出たとしても、自分のことをやるだけ」とし、山口は「大鰐で票が確保できれば戦はできる」と、まずは地元で態勢固めを進める。

 

■南郡(定数1)
 自民の木村太郎衆院議員のお膝元・藤崎町を含む選挙区。自民の現職で県議会議長の阿部広悦(66)=当選5回=の出馬が確定的。木村系重鎮の阿部は、選挙区全域に広がる強固な支持基盤を持つ。
 前回選で阿部に挑戦した藤崎町議の鶴賀谷貴(52)、田舎館村議の鈴木和久(57)の動向が、選挙戦か無競争かを大きく左右しそうだが、2人ともまだ態度を表明していない。
 前回選に自民を離れ無所属で立候補した鶴賀谷は、現在民主に所属。県議選に関しては「ノーコメントとしか言えない」と述べ、出馬について肯定も否定も避けている。一方、鈴木は「検討中。五分五分だ」と語り、後援会との話し合いを経て態度を決めるとしている。
(文中敬称略)

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