韓国体験記 現地取材ファムツアー

 

2014/10/3 金曜日

 

 韓国と本県を結ぶ大韓航空の青森―ソウル線。青森空港から2時間半ほどで、仁川空港まで行くことができる。9月14~17日、同線を利用して県主催の現地取材ツアーに参加し、初めて韓国を訪れた。1、2日目をソウル市内で過ごし飛行機で済州島に移動。3日目は済州島を巡った。旅の様子を紹介する。

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ソウル=上

 

景福宮では日本語による案内が行われており、ガイド(右)の解説で施設を巡ることができた=9月15日

 ■移動
 定期便の運行は水、金、日曜日の週3回で、1日1往復。本県側からは午後に出発し、夕方に韓国に到着する。帰りは午前に韓国を出発し、昼過ぎに本県に戻ることになる。市販されているパックツアーでも、1日目は夕食や夜の観劇などを楽しみ、2~3日目は観光、最終日を買い物などとする2泊3日や3泊4日が多いようだ。
 14日午後1時25分発の航空機で出国した。帰りは17日午前10時発の航空機。約2時間半と長くも感じるが、座席前のモニターで日本語吹き替えの映画を見て過ごす。行きも帰りも軽食が付いた。行きの便では韓国のりが、帰りの便ではキムチが登場と韓国らしさも。
 青森空港では両替できないが、仁川空港やホテルなど現地で可能。時差はなく、空港では日本語が通じた。
 ■ソウル
 仁川空港からソウルの中心地までは車で約1時間。明洞のホテルに宿泊した。明洞は「日本の銀座と原宿を混ぜたような街」と聞いたが、そのにぎわいは都心を思わせた。日本人観光客が多く、日本語の看板もちらほら。夕食を食べる店を探していると「焼き肉どうですか」などと日本語で声を掛けられた。コンビニエンスストアの前で無料の日本語ガイドブックも見つけた。
 15日はソウル市庁前の広場から市内を街歩き。地震がないとされているため、高層ビルがずらりと並ぶ中、歴史が分かる王宮や古い街並みも残っているのが面白い。朝鮮王朝初代王の宮殿では日本語によるガイド案内が行われており、韓国語が分からなくても、楽しめた。
 ソウル市内では日本の占領時代から残っている建物も見られ、ガラス張りの新市庁と並ぶ旧ソウル市庁もその一つと聞いた。消すことのできない歴史が、そこにあると感じた。
 時差がないためか、海外での心細さも感じず、気軽に海外旅行を楽しむのにはぴったり。メニューに日本語表記がある店もあり、気軽に観光を楽しむ日本人も多いようだ。食事などでは文化の違いを感じることができた。歴史を学んでみたいという興味もあり、今度はエステやショッピングなども楽しもうと思った。

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済州島=下・完

2014/10/4 土曜日

 

「城山日出峰」には、子どもから大人まで大勢の観光客が登り、絶景を写真に収めるなどしていた

 火山の噴火でできたという済州島は韓国の南に位置し、温暖な気候が特徴で「韓国のハワイ」とも言われる。ソウルの金浦空港から飛行機に乗り、済州空港へ。外に出るとヤシの木が目に入り、南国の雰囲気を感じた。ただ自生しているのではなく、秋は紅葉、冬は雪が降るなど、四季の移ろいが楽しめるという。世界自然遺産に登録されており、豊かな自然が魅力的。「オルレ」と呼ばれるウオーキングもブームだ。
 ■名所
 海岸に突き出た巨大な噴火口「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」は、階段状の道を進み、約30分ほどで登頂することができる。大人も子どもも多くの観光客が登っていた。日本人客はほとんど見なかったが、途中に日本語のアナウンスや看板もある。登るのは疲れたが、海と緑と街が一度に望める景色は頂上はもちろん、途中でも素晴らしい。周囲ではモーターボートなどを楽しむ観光客の姿が目立った。
 島の起源である「耽羅(たんら)王国」発祥の地とされる三姓穴には、王国を創設した3神人が生まれたという三つの穴がある。穴は直接は見えないが、穴の方向に向かい、周りの木がお辞儀をしたように伸びているのが面白い。世界自然遺産センターでは、島内の溶岩洞窟のレプリカなどを見学。じかに見ることができる場所もあるといい、次回はぜひ、訪れたい。
 ■オルレ
 済州でブームの「オルレ」。村の中を必ず通るようにするなど、自然を歩きながら済州の人、文化と触れ合えるコースが設定されているのが特徴だ。遊びながら、休みながらゆっくりと歩く旅が楽しめる。2007年度からコース開発が始まり、現在は26コースが存在。畑のそばを通って会話が生まれ、野菜などを試食したり、無料で尼さんが講演したりすることも。コースを楽しみに、訪問頻度が多くなったファンが増え、地域住民が経営する民泊施設が増えたという。
 韓国国内からの客が多いというが、韓国語の他にも日本語、英語、中国語のパンフレットを準備。コースの解説人の中には日本語を話せる人もいるといい、韓国語ができなくても、住民との交流が楽しめるようだ。
 ■交流協定
 済州島はかつては日本人観光客が多かったというが、近年は減少。県と済州特別自治道は11年、世界自然遺産の保全や管理、ウオーキングの民間交流、交流人口拡大などを目指して友好交流協定を結んだ。日本でもブームのウオーキング。済州島にしかない植物などもあるといい、ぜひ一度訪れてほしい。

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