きょうは鏡開き。年神・祖霊などに供えられていた鏡餅を割って雑煮や汁粉などで食す行事。「切る」という言葉を忌み、「開く」として開運を祈るのだという。〈母の味舌に聞きつつ〉は口伝のようなものだろう。こうして、家庭の味、おふくろの味が代々伝えられてゆく。『青嶺季語別句集3』所収。