〈竹婦人〉。竹などで編んだ円筒状の籠(かご)の形をしたもの。寝苦しい夏の夜、抱いたり手足を凭(もた)せ掛けたりして涼をとる。如何(いか)にも涼しげで、どことなく艶めいた風情もある。夜通し一緒なら〈寝言また聞かされてゐる〉もむべなるかな。平穏な暮らしが続くことはしあわせなこと。『新青森県句集第28集』所収。