津軽には七つの雪が降ると。太宰治『津軽』冒頭に「津軽の雪」として7種類が載っている。〈手古奈の里〉は虚子門下の増田手古奈の大鰐。〈やはらかく〉湯の街をつつむ雪景色は美しい。やさしさと品格の漂う手古奈俳句をもつつむ雪景色のようにも見える。心象風景と見紛(みまご)うかのような趣き。『新青森県句集第27集』所収。