「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるが、まだ雪が残る津軽の彼岸入り。所々に、詣でた人たちの小道ができているが、それは余(よ)程(ほど)信心深い人か、新しい仏様がいらっしゃる人たちだろう。「爪(つま)立ちし」と擬人化し、詣でてくれるのを「首を長くして」待っている墓の気持ちを表している。