大坊温泉はなかなか湯冷めしない「風邪引かずの湯」として多くの人に愛されている
「大坊温泉」の外観

 なかなか湯冷めしない温泉のため「風邪引かずの湯」と呼ばれ親しまれている大坊温泉。近くに国道や県道が走っていることもあり、地元住民のみならず近隣自治体からもファンらが訪れる人気の温泉だ。
 平川市大坊地区にあり、1966年に黒鉱探索のため行われたボーリング調査で温泉が湧き出したのが始まり。当初は保養施設として大坊公民館に併設されていたが、82年に新たにボーリング調査したところ、新しい湯が湧いた。現在、約600メートルの地下から約60度の源泉が毎分280リットル以上湧き出している。ナトリウム塩化物温泉で、体が温まり湯冷めしにくいほか、神経痛、関節痛、打ち身、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮膚病などに適応する。
 現在の施設は2008年に移転新築したもの。浴槽は二つに分かれ、一つは42度ほどに設定、もう一つは44度の熱めの湯となっている。源泉が高温のため温度調節で加水しているものの、掛け流しの温泉で、湯は無色透明で臭いもないため、入りやすい。
 営業は年中無休。毎月1日は回数券特売日として12枚組通常4000円を1枚増やし13枚4000円に。毎月26日「風呂の日」は、大人入浴券を購入した人に無料入浴券1枚を進呈している。営業開始時間から午前8時までは朝風呂サービスとして大人入浴券を50円引きにするなど、さまざまなサービスを行っている。

 

 ▽メモ
 住所は平川市大坊字竹内28の1。東北自動車道弘前大鰐インターチェンジから車で5分。営業時間は午前5時半から午後10時まで(毎週月曜日午前9時~正午は清掃のため利用不可)。料金は中学生以上400円、小学生150円、幼児(1歳以上)50円。問い合わせは電話0172―44―3059。

 

支配人・

古川静雄さん

 「風邪引かずの湯」と呼ばれている通り、一度入るとなかなか湯冷めしないほど体が温まるのが特徴の温泉。アトピーなど皮膚に炎症がある人らの中には「ここの温泉に漬かるとあずましく眠れる」とおっしゃってくれる人もいる。
 大きい道路が近くを走っているので、地元の農家ら以外にも近隣から多くの人が訪れている。ぬるめの湯と熱めの湯に分かれているので、好みの温度で楽しんでほしい。